たねはふしぎなものです。あんなに小さな身体のどこに、根や茎や葉や花をつける力が潜んでいるのでしょうか。この絵本では、たねがどのように芽を出して成長してゆくのかを取りあげ、自然の仕組みのおもしろさと生命のすばらしさを描きだしています。 たねが発芽して植物になる過程は、土の中でおこります。ふつう、目にすることのないこの過程を、まいた、たねを掘りあげるという実験をとおして、小さな子どもたちに見せています。実験はだれにでもできる簡単なものですので、ぜひ一度、子どもたちといっしょに、たねをまいて、実験してみてください。きっと、読みきかせから発展して、新しい世界が広がることでしょう。
タイトルにひかれ、手に取りました。
たねをそだてていく様子を観察するお話。
理科の教科書に載っているような内容でしたが、かわいいイラストで読むと、勉強ぽくなくていいですね。
巻末の「ためしてみよう」では、たねが育つまでに、土、水、太陽の光がどのくらい必要かを試す実験があります。
自由研究などでやっても良さそうです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子14歳、男の子11歳)
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