「きょうは どうやら クリスマス。」
サンタクロースが空からやってきましたよ。これから、みんなの家をまわって、窓から贈り物を配るみたい。部屋をのぞいてみると、みんなぐっすり眠っています。目が覚めたら喜ぶよね、きっと!
……ところが。 このサンタさん、なんだかちょっと慌てもので大ざっぱ!? 窓からのぞくと見える姿はねこさんの顔。じゃあ、贈りものは可愛いリボンね! サンタクロースは投げ込みましたが、ページをめくると、なんとそこに寝ていたのは「ねこさん」の絵柄のパジャマを着たブタさんだったのです。
次にやってきた家の窓。今度はしましまの模様が見えます。 サンタクロースは、思います。
「ここは どうやら しましまさんのおうち。」
ページをめくってみると、やっぱり違う。 その部屋で寝ていたのは、なんと…!?
「五味太郎 しかけ絵本」シリーズ3作目のこの絵本。みんなの家の「窓」の部分が穴あきのしかけになっていて、ページをめくると、その部屋の中の意外な様子が見られるのです。慌てもののサンタクロースは間違ってばかり。だけど、この絵本を読んでいる子どもたちは、その間違え方に夢中!笑ったり、正しい答えを叫んだり。ページをめくるたびに楽しい事件が巻き起こります。
さて、どうやら全て配り終わったサンタクロース。間違った贈り物をもらったみんなは、ちゃんと喜んだのかな? 安心してくださいね、ちゃんと最後には上手いことおさまったようです。しかけが楽しい小さな子どもから、勘違いを楽しめる子どもたちまで。幅広い年齢層に毎年大人気のクリスマス絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
サンタクロースがやってきて、家々をまわり、窓から贈り物を配って歩きます。穴あきになった窓からは、家の中(次の画面)の動物や子どもの体の一部がみえ、サンタさんはそれをみて「ここは誰々のおうち」と即断し、贈り物を選びますが……。あわてもののサンタさんの思いちがいがひきおこすめくる楽しさ抜群の絵本。
先日、絵本クラブで届いてからほぼ毎日、読み続けています。気に入って、気に入って仕方がないよう!!
それがこの前のリトミック教室の読み聞かせの絵本にセレクトされたものだから、もう娘は大興奮!!
中身はほとんど暗記しているものだから、先生と同時に読んじゃう、読んじゃう!!
他の子供達もとても楽しそうに見ていました。
仕掛けがついてる、五味さんらしいクリスマス絵本。
是非読んであげてみてください、気に入る事間違いなし!
今は2歳10ヶ月、クリスマスを理解し始めているので、サンタさんが本当にいると今年のクリスマスでばっちり演出する予定です! (なぁなさん 30代・ママ 女の子2歳)
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