中国の絹、エジプトの亜麻、イベリア半島のじゅうたん。国をこえ、ときをこえ、世界中で手から手へとうけつがれてきた織物たち。文化と歴史が織りこまれた布は、人をつなげ、ぬくもりをつなげるーー。美しい絵とリズミカルな言葉で、世界の織物を紹介します。 2023年ボローニャ・ラガッツィ賞ノンフィクション部門の優秀賞を受賞。
美しい表紙にひかれて読んでみました。世界の織物の歴史が、リズミカルな文章でつづられているので、読みやすいです。そして、やっぱり、目をひくのは挿絵の美しさ。赤と青が印象的で、目をうばわれました。「シュットン シュットン シュットントン」が耳に残ります。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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