皆さんは、このインパクトのある表紙を目の前にして通り過ぎることができるでしょうか? おすし、ふぐさし、ハンバーガー・・・。 そして中を開いてみれば、その引きの強さに負けないくらいの内容の濃さ。 北は北海道から南は沖縄まで、それはそれは美味しそうなご当地グルメの数々がいちいちキャラクターになって(笑)登場します。それを見ながら「これ食べたことある!」「いやいや、もっと他にあるでしょう」「食べたい」。やいのやいのしゃべっていると、今度はキャラクターそのままにおやつに変身!更に食材、地形にまで変身していく充実度の高さ。もう会話がとまりません。大人が自分の経験談をめいっぱい話している間、子どもはどうやらその味わい深いキャラクターに釘付けになっている様子。早速、読者はがきにも新しく考えたキャラクターが送られてきているそうですよ。 この本について語っているとなぜか気持ちが高揚してきます。「食べ物のパワー」って本当にスゴイと今更ながらに思ってしまいます。個人的には年に一度、全国のグルメさんが集まって宴会する場面が好きです。何だか日本中がお互いを労わって応援しているみたいで。 作者は「いちにちおもちゃ」シリーズと同じふくべあきひろさん、おおのこうへいさん、かわしまななえさんのチームで創作されているそうです。次はどんな面白いことを考えてくれるのか目が離せませんね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
今日は年に一度、全国のごとうちグルメさんが集まる日。まんぷくさまからの招待状をたずさえて、日本全国から味じまんのごとうちグルメさんたちがやってきます。おやつや食材にも変身し、各地の方言で大宴会! おいしく、たのしく、47都道府県がおぼえられる1冊です。
★こんな素敵な色紙を描いてくださいました!
図書館でたまたま見つけ、
面白そうだったので私が読みたくて借りてきました。
3歳と8歳の娘たちと読みました。
北から順に、47都道府県のご当地グルメが擬人化された絵と共に紹介されています。
ご当地おやつや、ご当地食材、そしてお国自慢も載っています。
方言タイムのページでは、娘たち、
「何言ってるのかさっぱりわからな〜い(^o^)♪」
とにかく知ってることも知らないことも沢山載ってて楽しい!
娘たちはまだ日本地図がわからないので、
県名を言ってもちんぷんかんぷんでしたが、
地図になじみが出てくる年頃(小学校中学年くらい?)になると
もっと興味と理解が深まるのではないかな?と思います。
しかし我が家は3歳の次女の方がこの本を気に入っていて、
しょっちゅう「読んで〜(^^)♪」と言われるのですが、
47都道府県のことが書かれているので、
結構声に出して全部読もうとすると時間がかかります。
はしょって読んでも結構かかる?!ので、
親の勝手な希望としては、一人で読める年頃のお子さんにオススメです。
漢字も使われていますが、全部カナがふってあるので
小学1年生くらいから一人でも楽しめると思います(^^)♪
8歳の長女は、随所に書かれているダジャレ(おやじギャグ?!)にも笑っていました。
3歳の次女は、新潟県代表の「三角ちまきちゃん」と
山形県代表の「玉こんにゃくちゃん」がお気に入りのようです(^▽^)。
夫は、「これ見てるとおなかすく〜」と言っていました。
全国には、美味しそうなものがたくさんありますね!
楽しく日本のことを学べる本だと思いました。 (ゆりわんちゃんさん 30代・ママ 女の子8歳、女の子3歳)
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