虫が一生に食べる葉の量や、花の蜜はどのくらいでしょう。キャベツ半分くらい? コップ一杯くらい? いいえ、それよりも少ないのです。経済的にゆたかな人は、いかに食べ過ぎないかを課題にします。では虫はどうでしょうか。太った蝶やバッタはいるのでしょうか。……子どもたちが日頃親しんでいる虫たちが、小さなからだで実現している大きな働きを、ひとつひとつ見ていきましょう。
虫が出てくる絵本は、大概子どもたちは好きですね。
名前も良く知ってるし。
さて、この絵本は、虫の紹介だけではありません。
虫は、それぞれ食べるものが決まっていて、
小さな虫が、一生の間に食べる量は、私たちが思っている量よりも
はるかに少ないことを伝えています。
たしかに、食べ過ぎて太った蝶やバッタはいませんよね。
この紹介の部分では、クスクス笑う子もいました。
虫たちの大きさ比べや生態なども勉強でき、
子どもたちも、楽しみながら真剣に聞いてくれました。
5月の年長クラスのおはなし会で読み聞かせしました。 (多夢さん 40代・ママ 女の子12歳)
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