羊飼いをしていたジョットの夢は絵かきになることだった。ある日巨匠チマブーエは弟子にしたいという。中世のイタリアで活躍、後(のち)のヨーロッパ美術の流れを方向づけたとされる近代絵画の祖・ジョット。その「羊の伝説」を描いたアート絵本。第6回日本絵本賞・翻訳絵本賞受賞。全国学校図書館協議会・選定<よい絵本>
ジョットというイタリアの画家の少年時代のエピソードを絵本にしたものです。子どもの頃から、才能にあふれていたという、よくある話です。
こうした話を読んでいつも思うのは、小さい頃から才能が見出されているのはもちろんですが、やはり、本人が「かくありたい!」と強く望んでいることが必須のようです。
なんとなくこういう職業につきたいなと考えていても、偶然になれることは決してないのだということに、最近やっと気づきました。
なりたい自分になるためには、具体的に行動を起こす必要があるなあ。子どもにもよく言っています。望んでいるだけじゃダメだ、やってみろと。そういいながら、自分にも言い聞かせています。 (モロビとコゾリテさん 30代・パパ 男の子5歳、男の子4歳、女の子1歳)
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