三太郎は龍のくせに気がよわく、いつも沼の底でとぐろを巻いて、息を殺している。ところが、ある夜、ふとしたことから村人に見つかってしまい、村は大騒ぎに……。神様にまつりあげられた龍の、なんともユニークなお話を、迫力ある絵でいきいきと描いた作品です。
教科書に載っていたのでしょうか、
読んでみると、あ、このおはなし知ってる!
文章のリズムというか、言い回しというか、
おはなしが聞こえてくるのです。
そう、しっかり記憶に残っているのです。
同時に、田島征三さんの迫力ある絵は見事です。
気の弱い龍の子三太郎が村人に見つかってしまい・・・。
ラストはめでたしめでたし。
ちょっとお茶目な竜神さまですね。
暑い日ざしが続く頃、読んであげたい絵本です。 (レイラさん 30代・ママ 男の子11歳、男の子9歳)
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