|
むかしむかしのおおむかし、くじらは海じゃなくて、山にすんどった。さいしょ、くじらはからだが小さかったんやけど、山のおいしいものをどんどんたべて大きくなり、歩きまわれなくなってしまった。そんなある日、くじらがくしゃみをしたら山の木と動物の半分が吹き飛んで、おならをしたら、そのあまりのにおいに山の動物たちがみんな出ていってしまった。くじらはかなしくて泣き続けていると、山の神さまが通りがかって…。
関西弁でこのように語られると、つきあうしかありません。
なんで猪のことを山鯨と言うのかは別の話、猪が海の仲で暮らすわけもありません。
でも、これくらいの大ぼらは気持ちが良いですね。
ダシに使われたクジラさん、山の上でも生きられるとは思いますが、なんだか怪獣のようなことになっていきますね。
妙に印象に残る面白おかしい紙芝居でした。
クジラの肉はベーコンくらいしか食べたことがないのですが、猪の肉はあくまで野性味のある豚肉どまりかと…。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
|