「おしょうがつさんが やって来られるから おしょうがつが来るんだよ」 おばあちゃんは、私とねこちゃんとたこちゃんと小坊主ちゃんに、 歌いながら正しい年越しと新年の迎え方を教えてくれます。
まずは年越し、どんな準備をしたらいいのかな。 すす払いやしょうじの張替えをする大掃除。 床の間に飾るのは、大きくて立派なかがみもち。 そして大晦日に食べるのは年越しそば!
「あけまして おめでとうございます」 さあ、一日経ったらお正月。 新しい年っていうのは不思議に人を元気にさせてくれますね。 おせち料理を食べて、お年玉や年賀状をもらって・・・ ♪おしょうがつさん どんどこどん どんどこ どんどこ どんどこどん 嬉しいこともどんどこやって来ます。
絵本を通して感じるのは、お正月さんを迎えるのって結構忙しい!ってこと。 でも、一つ一つに大切な意味があって、それを知っているからこそ、 家族みんながいつもよりちょっと張り切っている表情に見えてきます。 こんな風に一致団結、家族で準備に取り掛かれるお正月を迎えられたら幸せですね。
お正月の迎え方って、何となく知っているけど、 ちゃんとした意味までは自信がなくて・・・っていうママでも大丈夫。 絵本の中のおばあちゃんがしっかり説明してくれますよ。 楽しくて頼もしい一冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
☆★☆ 大人気絵本作家、お正月を楽しく迎えるための絵本です!☆★☆
おばあちゃんが女の子と小坊主とたことねこに、歌いながら正しい年越し、新年の迎え方を指南していきます。 大掃除をしてお供えもちを飾り、年越しそばを食べていると除夜の鐘がなり、新年を祝って「あけましておめでとう」のごあいさつ。 そして、おせち料理を食べ、お年玉、年賀状…と、お正月さんが「どんどこどん!」とやってくる様子が楽しい絵本になりました。 それぞれのしきたりに意味があることが理解でき、豊かな気持ちになれる絵本です。 3歳から6歳対象。読み聞かせにぴったりです。
このお話は、かわいい歌に合わせてお正月の色々な事を紹介してある絵本でした。例えば、おせちの意味とか大掃除をする理由とか。最近は昔ながらのこんなお正月をやっているうちは少ないので(うちもですが)こういった日本文化を学んでちょっとは体験させたくなりますね。 (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子6歳)
|