子のないおじいさんとおばあさんの所にきた、美しい女の子は、たき火をとびこしたとき……。澄んだ美しい感動的なロシアの民話です。
この絵本を最初に見せた時、二歳の娘が「おおきなかぶ!」と言いました。うんうん、おおきなかぶのおじいさんとそっくりだね。同じ人が絵を描いたんだよ。
スズキコージさんの独特な画風も大好きですが、やはりこのお話は自分が小さい頃慣れ親しんでいた佐藤忠良さんの絵で読んであげたいと思いました。
雪で作られたゆきむすめはとても愛らしく、おじいさんとおばあさんが可愛がっている様子がひしひしと伝わってきます。
それだけに最後のページは本当に悲しい。
余韻をいつまでも残す絵と文章です。 (miki222さん 30代・ママ 男の子4歳、女の子2歳)
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