「あ、くるまからバナナがひとつ落ちましたよ。」 ここから「バナナ事件」の全ては始まります。
そこへさるが来て、バナナを発見! どうすると思う? そうそう、その通り。そうするんです、さるは。 そして“あれ”をポイッとするんです。 そこに走ってやって来たのはうさぎ。 どうなると思う? うんうん、やっぱりそうなるんですよ。うさぎは。 お約束が続くバナナ事件。 さて、その後にやって来たのはワニ。 どうなると思う? …わからないですね。 更に更に事件は止まらない。だって、バナナが落ちたのはひとつじゃないのよ! 一体何が起こっている? 驚いたり、笑ったり、心配したり、首をかしげてるうちに、なんだか事件は意外にも終息へ向かっているようで…。
高畠那生さんの新作はやっぱり面白くて、笑っちゃって、最後にハテナが頭の中にちょっと残って。 「丸くおさまったのかな、いやそんな事はないよね…」とハッピーな気持ちになりながらも、頭がグルグルしちゃっているこの感じ。ファンとしては、すっかりクセになっています(笑)。 大胆で躍動感に溢れていて、でも表情までとってもわかりやすい絵は、今回も魅力全開。 どんな展開になっちゃうの?ストーリーの続きを楽しみにしている一方で、それをどうやって絵で表現するのか期待で胸が膨らんじゃうのです。で、ページをめくると予想もつかない場面が広がっていて…。 本当に楽しい絵本です。読み聞かせ会でも盛り上がりそうですね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
くるまから、バナナがひとつ落ちました。 そこへさるがきて、バナナをはっけん! どうするとおもう? もちろん、パクッ! そして皮をポイッ! すると、そのあと……。 高畠那生さんの大胆で楽しい絵が魅力的なユーモア絵本。 読み聞かせ会にもおすすめです。
図書館から借りてきて、5歳の娘と読みました。
久々に、読み聞かせで次女からナイスな反応をもらいました!!
バナナが落ちて、そこへさるがきて・・・どうなる?っていったら・・・それしかないでしょ!!(>▽<)
そして次に現れた、皮に気付かないうさぎの運命は・・・!!
もう次女、ゲラゲラ笑ってすごかったです(笑)。
そしてワニでクールダウンして、また次の展開に大笑いして・・・(笑)!
読んでるこちらが嬉しくなるような反応を示してくれたので、
私もとっても楽しかったです。
読み聞かせっていいな〜(^^)♪と思いました。
あざだらけの気の毒なうさぎさんにも、次女はクスクスクス(笑)。
「うさぎさん、かわいそうだね♪」という次女はとても嬉しそうでした(笑)。
読む前は「バナナじけん」ってどんな事件だ?!と思っていましたが、
読み終えると、「確かに事件だ(笑)!」ってなります(笑)。
これは読み聞かせの醍醐味を味わえる本ですね。
高畠那生さん的ナンセンス、最高です!(^^) (ゆりわんちゃんさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子5歳)
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