ふかふかふとんにはいったら、おやすみなさいではあいいきもち。でも、ちょっとまって。まいにちまいにちおんなじふとん。たまにはちがうふとんでねてみたい。
たとえば、すわれるいすぶとん。これならおきてるあいだでも、ふとんにつつまれいいきもち。
ちゅうづりぶとんは、どうだろう。ゆらゆらゆれていいきもち。ねがえりうっておっこちてもふとんがあるからだいじょうぶ。
ドーナツぶとんにふとんカー、うちゅうぶとん、あるくふとん、こんぶとん、てじなぶとん、マシュマロぶとん……まだまだほしいなこんなふとん。
ふとんをどんどんつみかさね、ふとんのおやまのできあがり。と、おもったら、ふとんのなかみがとられてる! ふんわりしろひげくろいかお、きっとあいつがはんにんだ。かくれたあいつをみつけだせ!
大人気『ぼくのおふろ』『ぼくのトイレ』に続く、シリーズ第3弾! 緻密なイラストで絵さがしも楽しめます。
細かく描かれたイラストが楽しい「しごとばシリーズ」と同じ作者さんの絵本ということで興味を持ちました。
予想以上の楽しさで、子供たちは大興奮。4歳、6歳、9歳の子供たちがみんなで絵本を囲んで、キャッキャ、キャッキャと笑いながら読んでいます。
「ドーナツぶとん」や「ふとんカー」など、いろんな形のふとんが登場。子供たちは「ふとんスライダーがいい!」などとお気に入りのふとんを探して喜んでいました。
ふとんの中身を盗んだ、しろひげにくろいかおのひつじを、ページの中から探すのも楽しかったようです。
表紙の見返し部分にまで、たくさんのお楽しみがあって、大満足の一冊でした。
シリーズで、ふとんの他にも『おふろ』と『トイレ』があるようなので、探して読みたいと思います。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子6歳、男の子4歳)
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