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道ばたの花・たんぽぽは、つぼみから花ひらいたあと、綿毛となって空へ舞いあがり、見知らぬ土地に根をおろします。ドラマチックな一生をたどるたんぽぽのすがたを、精緻なタッチで描いた絵本。
今まで、「たんぽぽ」をとりあげた絵本を何冊か読んでいますが、その中でもこの絵本が一番よかったです。
まず絵が美しいです。
そしてストーリーを含めて、本全体から醸し出される壮大な雰囲気。
息をのむ場面が次々とやってきます。
綿毛が飛び立っていくシーンなんて鳥肌が立ちました。
まさに本物を感じることができる絵本です。
(りおらんらんさん 30代・ママ 女の子4歳、男の子0歳)
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