楽しそうにダンスする、ぶた、たぬき、きつね、ねこ。ユーモアたっぷりのイラストで、しりとりが展開していく楽しい絵本です。
最初は、「おひさま」。静かな朝から始まり、「まど」、「どあ」…ページをめくると、「あほうどり」。ねぼけた顔のあほうどりが登場するところで、何か普通でない展開になる予感が。でも、「りんご」、「ごりら」、「らっぱ」、と、子どもたちにおなじみのものが続き、そして「ぱいなっぷる」が、ごりらが吹くラッパからポーンと飛び出て来るイラスト。なんでもない単語なのに、イラストでクスクスと笑わされてしまうのがこの絵本のすごいところ。馬場のぼるさんの遊び心が、ページをめくる度にどんどんあふれていきます。
最後に、「ぶた」、「たぬき」、「きつね」、「ねこ」が勢揃い! おそろいの「コート」を着て、さあ、みんなでどこに行くのかな? 子どもたちと声を出しながら読むと楽しい一冊です。
(長安さほ 編集者・ライター)
子どもの好きな”しりとりあそび”の絵本です。しりとり言葉だけなのに、絵を追ってゆくと、なにやら愉快なお話が見えてきますよ。朝、おひさまがまどを照らすと、ドアをあけて出てきたのはあほうどりでした。
しりとりの絵本です。
しりとりで、つながって出てくる言葉が、意外で、リズムもあるし楽しいです。
イラストも、シンプルながら味があって、とてもユニークです。
最後は、クリスマスなので、クリスマスパーティのはじめに読んでもいいですね!! (ピンピンさん 50代・その他の方 )
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