「999ひきのきょうだいのほしをさがしに」 みんなの声

「流れ星」を幻想的に捉えた素敵なお話でした。
「流れ星は何か」を知らない息子と、すでに「流れ星とは何か」を知っている娘で、この絵本に対する反応が異なりました。
このお話は、あまり知識がつかないうちに読んだほうが楽しめるという印象を持ちました。

星空を見上げていて、「流れ星」について知らない人？生き物？が見たらこのカエルたちのように慌てふためくだろうな、と当たり前だけど気付かされました。私が読んだ999ひきシリーズでは蛇が毎回登場するのですが、もしや全部に出てくる…？ちょっと気になるので少しずつシリーズを読みたいと思います。

９９９匹のかえるの兄弟が夜空を眺めていると、小さな星がスーッと流れていきました。星の弟が落ちた！迷子になっちゃう！みんなで落ちた星をさがしに、出かけます。流れ星と思っていたら、きれいなホタルだったとは。大好きな999ひきシリーズです。

とにかくかえるの数が多いこと！

お兄ちゃんのかえるだけひと際大きいですが、

あとは同じように小さいです。

星を見に行ったんですが、

空から星が一つ落っこちたので

慌てて落ちたものを助けに行きました。

助けに行ったお兄ちゃん、

へびにみつかってしまい食べられそうに・・・。

ここで弟たちの出番です。

落ちたと思っていた星が

本当は何だったのか最後にわかり

ホッとしました。

『999ひきのきょうだい』5作目。
すっかりカエルになった兄弟たちのエピソードは、
やはりほのぼのあったかいです。
池のほとりでかくれんぼ中、流れ星を見つけた兄弟たち。
星の弟が落ちた！ということで、探しに行ってのハプニングです。
星の弟というとらえ方が、この兄弟だからこその発想ですね。
実は、その正体はホタル！
兄弟たちは誤解したままですが、それでいいのです。
夏の夜にぴったりのエピソード、
幼稚園児くらいから、ぜひ。

999匹のかえるたちがとっても可愛い
ほのぼのしたお話です。
落ちてきた流れ星を探していて
みつけたホタル
ひとつ、ふたつ………いっぱい…
その情景が素敵です。
お兄ちゃんの責任感は感動的ですが
お兄ちゃんを慕う弟たちとの関係は
とても清々しい気持ちにさせてくれます。

子供たちは表紙の絵を
「999？……1000だ！」
「並んだかえるたちを数えて……」
「残りは何匹？」
「どこまでつづくのかな？」
算数的に興味をもったようです。