歯磨き中も本を読んでいて、図書館が大好きなゆえきちくんは、まるで長男のようで、少々げんなりしながら末娘に読み聞かせました。おまけに、息子は、最近、江戸川乱歩にはまっているし・・・
ストーリーは他愛もない話でした。長女は「明智・ホームズ」なんて、都合のいい名前だね、と。「図書館長の本間さん」や「ばくのゆめきちくん」「きりんの長田きりこ」などなど、原作ではいったいどんな名前がついていたのでしょうか。訳された方が苦労されたのか?楽しまれたのか?
ゆめきちくんが通う図書館はなかなか素敵でした。趣のある建物で、額に入った絵が飾ってあり、クッションがおいてある。こんな図書館でほんを読んで過ごしたいです。わが町の図書館は、機能一点張りの殺風景なものですから。
最後に気になったのは、本を持って行った犯人が、一言も謝っていないことです。これも、お国柄でしょうか。