「講談社青い鳥文庫 いちご(3)」 みんなの声

勇気ある子にいちごちゃんは成長したなぁと思いました。
新しい環境に馴染んでいき、そこでも成長していくいちごちゃん。
我が家も転勤族な身なので、いちごちゃんを応援したくなります。
小学校時代の些細な揉め事も、これから社会で生きていく上のよい経験になることでしょう。

学芸会でいちごのクラスは「つるの恩がえし」を劇でやることに。
いちごは勇気を出して、主役に立候補しますが、役決めは揉めに揉めてしまい…！？
いちごはすっかりいい風に変わったなーと思います。
そして、周囲にも影響を与えているのがまたすごいです。
今回はヒーローの光は不在で、出番少ないですが、いちごはがんばっていますよ。
友達もまた増えたみたいでよかったね。

学芸会で、自分より外見は主役にふさわしい子はいるけど、だめもとで立候補してみるいちご。その外見だけ良い子は、いつも煮え切らない態度で、みんなにすすめられたら仕方なく立候補するという態度だけど、実はやりたい、、、。

現実でもすごくありそうですよね。そんな変な演技は要らない。やりたいと言う勇気のある人がやればいい。私はそう思います。母の病気を抱えながらも、たくましくなったいちごに勇気づけられます。大事な人なら大事にしてあげるというメッセージも伝わってきます。小学生から読んで欲しい一冊でした。