ミイラとかツタンカーメン大好き、
映画のナイトミュージアム大好きな7歳の息子にうってつけ!
と思い、図書館から借りて来たこの一冊。
図書館から抜け出して、昼も動き回るのは
予想外でしたが、
ツトム君のお母さんの温かさに触れ、
遠い昔、人間の子供だったころのお母さんの想い出を思い出し、
消えてしまったのはさらに予想外。
ワクワク楽しい読み始めが、
なんだか、最後には、ジーンときちゃいました。
博物館にあるミイラも、
もしかしたら、ミイラとして展示されて見せ物になっているよりも、
このミイラくんのように、砂となって、
遠い昔に帰ってしまうほうが、幸せなのかもしれないね。
そんな風に息子に語りました。
今まで博物館にあるミイラについて、
こんなこと思ったこともなかったけれど、
ミイラも過去には確かに生きていた人で、
いろんな思い出があった人なんだなぁ。
短い一冊でしたが、そんな当たり前のことを
再認識させられた一冊でした。