「しろちゃんとはりちゃん あめのいちにち」 ママの声

このお話は、雨が続いている日に退屈していたウサギとハリネズミが室内でボール遊びをしてハリネズミの子の大事なツボを壊してしまいました。実はこのツボ、ウサギの子へのプレゼントでした。そうとは知らないウサギの子はツボの代わりの物を探しに。お互いの事を思いやる気持ちがとってもかわいいお話でした。

いつもどおり、けんかをしてしまったしろちゃんとはりちゃん。けれども、結局、お互いのことを思っている二人には今回もほっこりとさせていただきました。ただ、子ども目線では、「だから家のなかでボール遊びをしてはいけないんだよ」と突っ込みたくなる内容ではあったようでした。

『しろちゃんとはりちゃん』を読んでとってもいいなあって
思ったので、こちらの本も読んでみました。
『しろちゃんとはりちゃん』の方が好みだったかも、と思い
ました。娘もそのようで、なぜかと言ったら「あっちの絵本の
方がおおごとじゃないことでけんかしたから」だそうです。
そうだなあ。私も、こちらのけんかは、あんまり「微笑ましい」
という気持ちにはなれませんでした。私がはりちゃんの立場
だったら、しろちゃんのことを許せないかも（笑。絵本に感情
移入しすぎでしょうか）。

でも、はりちゃんもしろちゃんもお互いのことが大好きで、
思いやりの気持ち、いっぱい持っているんだなあ。
心の狭い大人は恥ずかしいです。

前作の「しろちゃんとはりちゃん」に続き，こちらもケンカのお話です。
雨の日のお家でボール遊びをしていて花瓶を割ってしまったことから，ケンカに！？
２匹の葛藤と仲直りするまでの気持ちがよく描かれていました。
思い違いや気持ちのちょっとしたすれ違いでケンカっぽくなってしまう幼い子供たちには，心に響く絵本ではないでしょうか。

もうひとつ、このシリーズのお話が

あるんですが、実はそちらは先日読みました。

同じく喧嘩になってしまってからがおもしろいお話

なんですが、子供がお気に入りのシーンは

喧嘩をしてお互いにあっかんべーをするシーンが

何ともおもしろいです。

のちにそのシーンが馬鹿馬鹿しくなるくらい

お互いが大事な存在なんだと

思い知らされる内容です。

シンプルで心に響くお話です。

いっしょに暮している仲良しなしろちゃんとはりちゃんのお話です。
雨で退屈といっても室内でボールはダメでしょう。
案の定、はりちゃんの大事な花瓶が割れてしまいけんかに！
互いにその場ですぐに自分が悪かった、とは謝れないことってありがちですよね。
2人とも互いのことを大切に思っていることが分かります。
2つの花瓶に描かれた絵がとても良かったです。