音を楽しむ作品とも言えますが、「いつもと違う何かになりたい」といいう想いを描いたものなので、これも一つの哲学ではないでしょうか?
でも、本文自体は非常に簡単で、楽しい作りになってます。
これは言葉遊びとしても楽しめそうですよね〜。参加型にして聞き手の子どもたちに鳴き声のところだけ繰り返してもらうのもいいんじゃないでしょうか?
最初に鳴き声を変えたいと思ったスズメみたいな茶色い小鳥が考える新しい泣き方が毎回違うのが意外と笑えます。
《アチャピッピ ポケプー!》
《チュルチュルチュルリン チュルリンパ!》
他の仲間も参戦しだして、なんだか小楽団の演奏みたいになっていくのが楽しいです。
音楽が好きな人には特に楽しめそうです。
練習して子どもたちに読みかせてみたいです。
読み聞かせに使うなら4,5歳くらいから小学校高学年くらいまででも楽しめるような気がします。