とっても楽しい虫好き兄弟たちの冬の虫とりのおはなしです。
この兄弟、ほんとに虫が好きですね〜、そしてお兄ちゃんはいつも帽子かぶってます。最後のページで弟に帽子をかぶせているので、
(今まで気づかなかっただけで他の回でも脱いでたかもしれないけど)
はじめて帽子の下の髪形が見えました!なかなかかっこいいです。
さて、本題の虫とりですが、私もこのタイトルを見たとき本当に「冬」に虫とりなんてできるの?と、思っていました。
ところが!いるんですね〜。「冬」にも虫たちが!!素直に感嘆しながら読みました。
科学の本としても十分使えますが、ちゃんと物語仕立てになっているので、読み物としても面白いです。
登場する虫の生態など細かい解説もチラホラ載っていますが、読み聞かせに使うときはしょったり、かいつまんで読んだりするのもありかと思います。
このおはなしを家で声に出して練習していて、一番気に入ったシーンは、弟が切り株にけっ躓いて転ぶところ。
兄弟の性格が見事に描かれていますよね〜。ほんと微笑ましくも楽しいシーンです。
小学校の低学年くらいから、冬におススメの虫の絵本です!!