雨がやんだら巨大な水たまりが現れました。
水たまりというよりも、池と呼んだ方がいいくらいの大きさです。
その水たまりにかえるくんが飛び込もうとすると、タコ、サンマ、ペンギンなどなど、絶対に水たまりの中にはいないであろう生き物達がとぼけた表情で飛び出してくるのです。
3歳の息子はビックリし過ぎて震えてしまっているかえるくんに同情しつつも、クスクス笑いだします。
とにかくテンポが良いので、あっけにとられながらも、宮西ワールドに引き込まれていきます。
私的には最後の場面で、うしがえるくんのぼよんぼよんになったおなかをいつまでもいつまでも見つめているかえるくんが可笑しくてかわいくて…
親子で楽しめる、エンターテインメントな一冊です。