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日本昔ばなし 三まいのおふだ 」 ママの声

日本昔ばなし 三まいのおふだ 再話:おざわ としお
絵:かないだえつこ
出版社:くもん出版
税込価格:\1,760
発行日:2007年07月
ISBN:9784774311814
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,580
みんなの声 総数 18
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  • すごい

    昔話も同じ話でもいろいろな形で出版されていますが、この三枚のお札は結構迫力があってドキドキハラハラしてしまうタイプの物でした。まず絵がすごい。ちょっと怖くなってしまいます。子供は可愛らしいタイプのテレビでしていたような日本昔話くらいの怖さしか無理なので、ちょっとこれはうちの子にはダメかも。でも迫力満点で私としては楽しめました。

    投稿日:2024/10/14

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  • 昔話を読み比べ

    3まいのおふだのお話は、いろんなバージョンの絵本が出版されていますが、こちらは、オノマトペをつかったすっきりとした文章が印象的。
    版画を生かした黒の多い絵も、やまんばの恐ろしさが際立って良かったです。
    オチもお話によって様々ですが、こちらは和尚がマメにして食べるのとは違いました。
    でも、それはそれで怖いです。

    投稿日:2020/08/31

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  • やまんばの最期

    私も子どもの頃から知っている昔話です。
    確か、1シーンを学校で描いた絵が実家にあったと思います。
    子ども心に、ドキドキハラハラの記憶が残っています。
    小僧が山へ行き、やまんばの家に泊めてもらい、
    その正体に気づいて逃げるお話ですね。
    和尚さんにもらったお札が、なんともお助けアイテム。
    その威力がすごいです。
    何より、逃げる、逃げるのスリルが魅力でしょうか。
    やまんばの最期が、私の知っているものとは違いますが、
    これはこれで、納得。
    小学生くらいから、版画が醸し出す迫力の場面を体感してほしいです。

    投稿日:2020/01/30

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  • 迫力満点

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    絵に迫力があります。やまんばをすごく上手にあらわしていて、読む方にも力が入ります。
    川の水を飲み込むところなんて、大人でもうわ〜ってなるくらい、迫力満点で怖い。。息子にとって、初めてのやまんばだったんですが、インパクト大で魔女よりも怖い人となりました。
    最後にやまんばが死んでしまうことに驚いていましたが、そういえば昔ばなしは最後に悪者はすごく懲らしめられたり死ぬことが多かったですよね。

    投稿日:2017/03/16

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  • ひききっちゃくい?

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、男の子3歳

    絵の雰囲気が怖さをアップさせていました.

    三枚のおふだの話は知っていましたが,この本のやまんばは,こぞうを抱いて寝ていたなんて恐ろしいです.

    「こぞうのしりを ぽつんとひききっちゃくい」 という表現がどういうことなのかよく分からなかったのですが,ひききっちゃ食いだったら,小僧さんの感じた痛さと恐怖感は相当なものだったにちがいないですね.

    とっても怖い話なのに,おしまいはとてもさっぱりしてて,あれ?っと思ってしまいました.

    一緒に読んだ息子に「怖かった?」と聞いても「そんなにこわくなかった」という返事でした.他の怖い話でもあまり「怖い」と言わない息子なので,次こそは怖がるお話を探したいと思います.

    投稿日:2015/09/16

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  • 怖い昔話

    かなり怖い昔話です。
    私自身、子供の頃に聞いて、かなりの恐怖感が残ったことを、はっきりと覚えています。
    追いかけられる恐怖というのは、やはり恐ろしいものですね。
    この作品では、絵にも迫力があり、お話の雰囲気が伝わってきました。

    投稿日:2012/05/07

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  • 版画が素敵

    • あみむさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子11歳

    さんまいのおふだは、色々ありますね。
    私はあらすじだったら(特にラストシーンが)、水沢謙一さんの方が好きだなぁって思いますが、
    こちらのおざわさんの文章も好きです。
    「ぽつんとひききっちゃくい」「びちびちのさかり」とか…
    こわいお話なのに、どこか安心できるユーモラスを感じました。

    かないださんの版画も、こぞうの表情を見ていると怖いお話なのに、
    べんじょのとびらに顔があったり、
    やまんばの顔もどことなくユーモラスで、
    夜おトイレに起きたとき、思い出しても大丈夫なレベルだと思いました。

    読み聞かせだったら、水沢さんのほうを読みたいと思いますが、
    自分のために購入するなら、色やデザインの美しい、こちらがほしいと思います。

    投稿日:2011/12/29

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  • 表紙からどきどきします!

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

     日本の昔話には、迫力ある版画が良く似合いますが、この本の絵の迫力は圧倒的です。手に取った瞬間、表紙の和尚さんの後姿に目が釘付けになります。中を開かずにはいられないような、ゾクゾクするような感触…。ちょうど、ゲゲゲの鬼太郎の妖怪図鑑を手にした時の感覚に似ています。4歳の息子は、ここで逃げ出しました…。

     見返しの絵からは、ひっそりとした、つめたい山の空気を感じ、これから繰る頁に期待が高まります。

     柿色、藍色、墨色…、といった日本独特の色合いも、雰囲気を高めていて、どんどん、お話の世界に引き込まれます。

     山姥の節くれだった手、白髪の一本一本の描写も素晴らしいのですが、頁のレイアウトもどこかモダンな感じがあり、デザインとしてもとてもすぐれていると思います。

     画だけではなく、追う山姥と、夢中で逃げる小僧の息遣いが聞こえてくるような文章も迫力満点です。「やまんばは、すべっちゃあがり、すべっちゃあがりしながら、すな山をこえてきました。」なんていう所は、まさにホラーの世界です。

     こんな恐ろしい山姥にも、和尚さんにはかなわない。現代の世の中で宗教の力を感じる場面は、身近には少なくなりましたが、神様や仏様や、それを祭る場所、仕える人たちに対する畏敬の念を持つ、という感覚は、こういった昔話からも子どもたちに伝えられてきたのだろう、と感じました。

    投稿日:2010/10/11

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    1
  • おどろおどろしい雰囲気

    昔話は読み比べもしたいので、いろいろと読んでいます。

    最後が、私の知っているものと違っていました。

    息子は「あれでやまんばが死ぬのかな」と言っていました。

    確かにやまんばって生命力が強そうで、何をしても生き返ってきそうな感じがしますね。

    絵が版画で、おどろおどろしい雰囲気を醸し出しているように思いました。

    読んだ時には怖さを感じませんでしたが、絵だけ見ると怖いかもしれません。

    やはり最後が気になるので他の絵本でも読み比べを続けていきたいと思いました。

    投稿日:2009/10/23

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  • 初めて、この本をみたとき、表紙にはあまりピンとこなかったのですが

    中をひらいてみて「うーん」と思ってしまいました。三まいのおふだの

    絵本は数あれど、この本はいい! なにがって、まずやはり、絵です。

    モノクロの版画絵はこの話の怖さをとてもよくあらわしています。

    話自体もちょっとふつうの三まいのおふだとはちがっています。

    ただ、文の中で、おばあさんとあるのに突然ページをめくるとやまんば

    という表現にかわっているのは?と思いましたが・・・・

    小学校2年生の子供に読みましたが、やはり、このテの怖いのはすきら

    しくじっと聞いていました。このシリーズ「ねずみのよめいり」も

    あるのでそちらもおすすめです。

    それに昔話の怖い話は最後に必ずやまんばがしんだりして、あーよかっ

    た安心できるのですきです。

    投稿日:2008/12/06

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