朝早く、お母さんは町へ豆を売りににでかけたお母さんの帰りを待ちきれなくなってしまった
お兄ちゃんのトンイと妹のスニ。
兄妹は川辺を通ってお母さんを迎えに行くことになったのですが・・・。
お母さんと一緒になら通い慣れた道のりでも、ちいさな子どもたちだけで通ると
なんだか不安なことばっかり。
この絵本は、まさにそんな子どもたちに心理をうまくとらえた絵本で
澄み切った川の水や韓国の景色も楽しみながら、絵本の中の
ふしぎな挿絵に注目!次から次へと子どもたちの不安たっぷりな心理を
表したようなこわ〜いものが登場。
まるで探し絵をするように楽しんでた私たちですが、
トンイとスニはさぞかし恐かっただろうな〜と、私の幼児期に経験した
初めてのお遣いを思い出したり、
子どもたちも同様に自分たちの経験を思い出しながら
「分かる!分かる!そうなんだよね〜。なんでも無いようなものが
そんな風に感じちゃうんだよ〜」
かなり共感しまくったお話しでした。