すてきなあまやどり のブタくんとヤギさんの素敵な2匹が再登場。
ケーキ屋でアップルパイを買ったはずのヤギさんは手ぶら。
ブタくんの質問に、はじめ泥棒に盗まれたと答えたヤギさんだけど、話はとんでもなく膨らんで・・・
さて、アップルパイは結局どこへいった?
ヤギさんの話はどこまでが本当のことなの?!
嘘は悪いこととか、そんな常識はこの際おいといて、
ヤギさんとブタくんのやりとりは何とも楽しげです。
息子は、なかがわちひろさんのあとがきを読んだおかげで、
色々な可能性を想像できたみたい。
実は私も、
ヤギさんは話しながら、もう一度ブタくんと一緒にアップルパイを買いにケーキ屋へ向かっているから、また大通りに来たのね、
ということをあとがきで気づかされ、
思わず、親子でもう1回読み直して、あれこれ言って楽しかったです。
泥棒3人組の動物探しも楽しく、息子もすっかりお気に入りの本となりました。
大勢の前で読み聞かせというより、
おうちで何回も読んで楽しむのがおススメです。
絵はかわいらしいけれど、
小学校低学年くらいの方が、この奥深さを読みこなせるかな?と思います。