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たべもののまちABCity

たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)

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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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とくべえとおへそ」 ママの声

とくべえとおへそ 作:桂 文我
絵:田島 征彦
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2004年05月
ISBN:9784494012404
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 17
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  • コミカルなのに、詩的で綺麗な表現

     表紙絵から笑いは始まりました。

     上方落語「月宮殿星の都」からの出典です。
     作者の桂文我さんは、平成の今日では、舞台に掛けられることのなかったネタや、稀にしか上演されなくなってしまった珍品を新たに仕立て上げる作業に精力的に取り組んでいらっしゃる方だそうです。
     このお話しも「地獄八景亡者の戯れ」的なノリで 新たな仕立てになさったお話しだそうです。

     大うなぎを釣り上げてそのまま中天まで引っ張られ、置き去りにされたとくべえさん。
     かつて助けたカミナリのごろぞうさんに歓待させれます。
     虹のそうめん。 あられのみぞれ和え。 はるさめのしぐれ。
     想像するだけで綺麗だろうなと思いましたが、しっかりシャレもきいています。

     さてさて、ちょうどこの日は月宮殿というお屋敷のお祭りの日。
     しっかり変装し、仕上げに夕焼けの赤い粉をまぶして、ごろぞうさん一家と祭り見物に。 
     お屋敷の王様とお后様に差し出されたのは、下界の人間のたちから取ってきたおへそがこんもり。
     これを目撃した、とくべえさんはごろぞうさんの力を借りて、人間たちへ返してあげる策を練ります。……。

     状況はコミカルなのですが、おへそを返す表現はなんとも詩的で綺麗な表現です。
     落語だということを忘れそう。
     下界の人間の「おへそがかえってきたぁーっ」の声が聞こえるくだりで、そうそうこれは落語だと気持ちを戻されます。
     絵本ならでは出せる臨場感が、お話しを聞くこどもたちを喜ばせそうです。
     表紙だけでもご覧になってみてください。
     思わず開きたくなりますよ。

    投稿日:2010/04/09

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    1
  • おへそって・・・

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    釣ったおおうなぎに引っ張られ、着いた先は雲の上。
    そこはカミナリ様の世界でした。
    落語ならではのテンポのよさ、かけあいの面白さが楽しめる絵本です。

    実際こんなところへ行ったらパニックになるところですが、すぐその世界に溶け込むとくべえ。
    怖いもの相手の大仕事もなんなくやってのけてしまうその姿は、「じごくのそうべえ」とやはり通じるところがあります。

    それにしてもおへそって、こんな扱いされていたのですね。笑
    おへそ料理、美味しいのかなぁ・・・

    投稿日:2009/05/17

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    1
  • 鬼の国へ

    このお話はとくべえさんがお化けうなぎを釣ってしまい、そのおばけうなぎによって空高くにある鬼の国へ行くお話でした。そこにはたくさんの鬼がいて、鬼の王様とおきさき様に人間のおへそをお供えしていました。とくべえさんは泥棒なのですが、その光景を見ておへそをみんなに返していい人になっていました。人の悪さを見たら改心するのですかな〜!

    投稿日:2014/06/17

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  • 血が騒ぐっっ

    関西人の血が騒ぐ、上方落語の絵本です。

    お話の筋と、絵の臨場感がすばらしいです。
    そして、せりふの言い回しっっ。
    このこまかーいニュアンス。
    ネイティブ関西人じゃないと、読みきれないだろうなー・・と
    ドヤ顔で、娘に読みました。
    (生粋の関西人のはずの娘は、テレビの影響か関西弁が苦手)

    内容は、カミナリさまと、大うなぎを釣ってしまったとくべえさんとがくりひろげる
    ドタバタものですが
    カミナリさまがお臍を食すという設定が
    なんともユーモラス^m^
    そうそう
    「いいからいいから」という口癖のおじいさんが
    とられたお臍をおでこに戻された話もあったよなぁ・・と
    他の絵本も思い出したりして
    娘と話題が広がりました。

    投稿日:2012/10/25

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  • 落語って楽しい!

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子10歳、男の子7歳

    上方落語、月宮殿星の都からのお話です。
    とくべえが地上から雲の上に行き、鬼に出会ったリして、見たことのない世界が次々に現れます。鬼ととくべえの会話が、いかにも上方っぽくって、ユーモアがいっぱい、楽しいです。
    鬼がなぜ人間のおへそをとるのかもわかります。
    このお話の落語が聞きたくなりました。落語絵本は子どもにもわかりやすいので、落語の入門にぴったりだと思います。

    投稿日:2010/03/28

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  • とにかくおもしろい!!

    落語家、桂文我さん原作のおはなし。
    そして挿絵を手がけたのは、「そうべえ」シリーズでも
    お馴染みの、田島征彦さん。読むまえから期待が高まります。


    おおうなぎを釣ったとくべえ。でも、このおおうなぎ
    空へ登って行くではありませんか!!とうとう雲の上まで
    飛んでった!そこには以前、雲の切れ目から落ちて来たときに足のケガが治るまでそうべえが看病したカミナリのごろぞうがいました。

    ところで、今日はおやしきでお祭りがあるというのです。
    早速変装してお祭りに向かったそうべえ。
    そこで見かけたものは?

    絵本自体がお芝居などの台詞の様に関西弁で書かれてて、
    おはなしの展開もテンポもよく、次から次へと読み手を驚かせてくれて、ページをめくるのが楽しみ♪


    とにかくおもしろく、文章を覚えて、お話会等でのもちネタにしたくなっちゃた!

    投稿日:2007/02/08

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  • 練習してもちネタにしたい!

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子10歳、男の子7歳

    「じごくのそうべえ」の田島氏と落語家の桂文我氏のコラボ!
    これは絶対はずさないと確信して図書館で借りました。
    息子たちに寝る前に読んだら、笑いすぎて息ができず、
    下の子は苦しくて泣きました!(汗)
    苦しいのに何回も同じページを読んでくれと言うので読みました。
    蓮の池の船上で見つかってしまう場面ですね。
    いや〜っ、読んだ私もおもしろかった〜!
    すっごく調子に乗って読みました。
    この本・・・ほとんど台本みたいなので、
    大勢へ読む場合は熟練が必要だと思います。
    声色や目線の変化で噺家みたいにやれたら
    きっと楽しいだろうなぁ〜!
    オチや諺をわかって本当にうけてくれるのは、
    4年生以上でしょうか。
    やっぱり買おうかな!

    投稿日:2006/02/01

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  • 関西弁の落語絵本

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳

    すっごく面白い落語絵本ですよ。
    落語らしい落語というか・・テンポ、オチ、素晴らしいです。
    関西弁なので、大勢の前で読み聞かせするのにはかなりの練習が必要だけど、じごくのそうべえ同様、読めたらかっこいいなあ〜と思う絵本です。

    投稿日:2005/09/07

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  • 面白おかしい、上方落語のお話。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子9歳、女の子4歳

    原作は4代目桂文我さん、落語のお話です。
    イラストは田島征彦さん。
    落語らしいノリで、テンポもよく、面白おかしく読めました。
    うっかり天に登る「お化けウナギ」を釣って、雲の上に落とされたそうベえは、以前、雲の隙間から落ちて足を痛めたカミナリ鬼・ごろぞうに再会します。
    助けてもらった恩返しにと、よくしてくれるごろぞう。たまたま連れて行ってもらったカミナリのお祭りで、たくさんの人間のへそを食べようとするカミナリの大王と王妃を見て、実は泥棒のそうベえ、そのへそを盗んで人間達に返そうとがんばるお話でした。
    上方落語なので、関西弁で、奇想天外のストーリーは、ページをめくる度に次はどうなるんだろうと、ワクワクしました。

    投稿日:2005/01/28

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  • 期待通り!

    • 1姫2太郎ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子10歳、男の子8歳、男の子3ヶ月

    各地で親子寄席を開催されている落語家の桂 文我さんと
    あの有名なじごくのそうべえを手がけた田島征彦さんコンビとくればその落語節!?は天下一品。落語好きの我親子には文句なしで飛びついた絵本です。とくべえさん、大きいうなぎに連れられて?かみなりさんのいるお空まで。そこで繰り広げられるかみなりさんとのやりとり、かけ合い、どうぞお楽しみあれ。

    投稿日:2004/06/24

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