世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)
ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?
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10件見つかりました
現在、絶版のようですが、図書館で借りて年中の娘があまりに欲しがるので古本屋で何とか見つけました。おてんばな娘なので共感しているのでしょうか。いかにもアメリカ西部開拓時代の女の子という感じのアンジェリカ。かわいいスカートをはいて、編み物もすれば、パイも焼くけれど、実は強くて大きくて、スカートをまくって沼から馬車を助けてたりもします。「女のくせに」と男にかわかわれても、冗談を言い返し、ついには巨大熊をやっつけてしまう、胸のすくようなヒロインです。女性はこうじゃなくちゃね!もともとこの絵本は木の板に描かれていたらしく、地に木目が印刷してあります。それがなかなか味があって良いのですが、最初に木の「紙」を見つけるのがずいぶん大変だったようで、そのいきさつが書かれているのが面白いです。
投稿日:2007/01/16
今日の読み聞かせで、私とペアの方が読んでくれました。 絵画のような絵で、「いったいどんなお話?」なんて 思ってました。読んでくれるのは、クラスの子のお父さん。 私の期待は高まるばかり!!子どもたちと一緒に座って ものがたりの世界へ・・・ クラス40人+おばさん1人の大人数には、ぼんやりと した絵はちょっと見づらいかな?と思いましたが、子ども たちはおもしろいお話に夢中でそんなことはお構いなしで 集中! 読み手のお父さんの声がちびまる子ちゃんのナレーション の方に似ていて、すんなり耳に入ってきて私もワクワク。 さて、お話の内容は・・・と言うと、産まれたときから 大きな女の子。なんと顔がご両親より大きい!その女の子 は力も強く、ユーモアたっぷりで周りからのヤジにもビク ともしません。そんなあるひ、「じごくのならずもの」と 言われてるくまと戦うことに。そこからがまたおもしろい!疲れて 眠ってても戦ったりして・・・こどもたちも私も大爆笑!! 最後は・・・ナイショですが、とにかく最初から最後 まで笑わせてもらいました!!なんとも、絵からは考え られないくらいで。見た目で本を選んでた私は、 反省反省!!
投稿日:2006/07/18
世界一大きな女の子がダイナミックな絵と文章で語られ、すっかりその世界感に引き込まれます。娘は、「これ、本当のお話?」なんて聞いてきました。日本のダイダラボッチ的に、実際の地名が出てくるからでしょうかね。紙ではなく、薄い木板に描かれた絵がとても表情豊かです。本が製本されるまでの作者の苦労話も少し紹介されていて、それを読むことでますます味わい深いものになりました。
投稿日:2013/01/21
薄い木の板に描かれたという、名画のような重厚感ある絵に魅かれて手にとりました。 古き良きアメリカの広大な大地に、 世界一大きな女の子・アンジェリカが現れると、 遠近法が狂ったような違和感もあり、ぐぐっと絵に見入ってしまいます。 巨大な黒熊「じごくのならずもの」との対決で、 竜巻を捻じりあげ、湖を飲み干し、くしゃみで20km吹き飛ばされるといった、ありえない展開も、 ちょっと怖いほどにリアルな絵の迫力で押し切ってしまう感じ。 意地悪そうに微笑み、もみくちゃになって戦うアンジェリカの表情は、 いわゆる「女の子らしさ」はないけれど、生き生きとして魅力的です。 予想以上に長いお話でしたが 息子は豪快な戦いに大喜びで、最後まで夢中で聞いていました。 その後も何度も読まされ、 周囲に小さく描き込まれた人物や動物達の遊び心ある絵を見つけては、「これ見て!」と指摘してきます。 シュールで少し残酷な昔話のような感じもあり、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、 他の絵本にはない、この絵本ならではの迫力にはまってしまう お子さん&大人の方は多いのではないかしら? 小学生位〜大人の方まで、ぜひ一度お試しください。
投稿日:2011/12/11
せかいいち大きな女の子が大活躍する絵本です。 人々を困らせたじごくのならずものである大きなくまと たたかい続け、とうとう最後には勝ってしまいます。 負けて死んでしまったくまは、おいしいお料理となって テネシーじゅうの人たちをまんぷくにします。 絵本ならでは!の荒唐無稽で楽しいお話だなあ、男の子でなく 女の子が活躍するっていうのもいいなあと思いながら私は 読んだのですが、娘はあまり楽しめなかったようで。 というのも、我が娘、何かが死んでしまったりけんかをしたり という物語が苦手なのです。 「くまさん殺しちゃっていけないねえ。かわいそうだねえ」と 言っていました。 そうだねえ。「悪いやつが死んじゃってすかっとした」と思う より、そういう優しい気持ちもずうっと持っていてもらった方が 素敵かもしれないねえ。 そうはいっても、このままだとせかいいち大きな女の子が浮かばれない と思ったので(笑)、「でもね、きっとこのくまとたたかって 退治しないとテネシーじゅうの人がこのくまに食べられちゃったと 思うんだよ。だからね、このならずもののくまが悪かったんだと 思うよ」と説明しておきました。 いやはや、物語を小さい子に読むのは新鮮ですね。大人の価値観とは 違いますものね。
投稿日:2011/11/08
タイトルからして、わくわくするような感じ。せかいいち大きな女の子ってどんな子だろうと、興味津々になりました。 どんなにわるい口たたかれても、ぜんぜん気にしないところ、やることなすこと豪快で、元気いっぱいなところ、すべて気に入りました。 この絵本を読むと、ちっぽけなことで悩む必要なんてないんじゃない?って思ってしまいますね。女の子にとってもあこがれの子だと思います。 いっぱい元気もらえたんで、ありがとう!って言いたいです。
投稿日:2010/03/03
そのスケールの大きさにただただ驚いてしまいます。 強くて勇敢な女の子もいるというお話なのかもしれませんが、 あまりにスケールが大きくて、男とか女とかの問題ではなくなってくる感じです。 とっても大きくて強いクマを退治する大きな女の子アンジェリカ。 戦いはとても激しく、この悪さをしていたクマにも健闘ぶりに拍手を送りたくなるくらいです。 散々みんなを困らせていたクマが、今ではみんなの心を癒すものになる結末も、何だか気が利いていて素敵でした。
投稿日:2009/08/29
これは、ゆうかんで 力もちで ちえのある 大きな女の子の おはなしです。 というように、1815年にアメリカで産まれたアンジェリカは、2歳で丸太小屋を作り、12歳で幌馬車を泥沼から救い出す。ある夏のこと、「じごくのならずもの」と言う大きな熊がやってきて、テネシー中の貯蔵庫の食べ物を食べてしまった。「じごくのならずもの」を倒した者には、この熊のでっかい毛皮を与えられることになった。かくしてアンジェリカは、この熊と戦うことになる。 勿論、壮絶な戦いの果てに、熊はあの世に行き、皆で熊汁を食べ、貯蔵庫は一杯になり、アンジェリカは、大きな熊の毛皮を手に入れる。本物の木を削った薄い板に描かれた絵が、ちょっと昔のアメリカを彷彿とさせるいい味を出している。アンジェリカも時にコミカルだったり、意地悪な表情になったりと丁寧に描かれている。 読み聞かせには少々長い物語だが、これ以上あり得ない程の大きなスケールは、小さな子も大きな子も夢中になる。読み方によっては、ジェンダー(社会的、文化的に形成される男女の差異。)を語るときにも、有効な作品であり、高学年や大人向けの読み聞かせにも使えそうな、貴重な一冊である。
投稿日:2005/08/22
最初からホラ話だよってところがいいですね。世界一大きな女の子のお話。その子が、ひょうひょうとしているところが、とてもいい。怪力で、なんでもできる女の子だけど、巨大なクマとの戦いは手こずった。結局は勝ったけどね。とても爽快なお話。
投稿日:2025/02/09
村の人々を困らせる大きなクマ「じごくのならずもの」。 人々を襲い、冬の為にためておいた貯蔵庫はたちまち空っぽ。 そんなクマに立ち向かう勇敢なせかいいち大きな女の子のアンジェリア。 アンジェリアの奮闘ぶりが女の子の印象とは違って面白いです。 ダイナミックな絵本です。
投稿日:2022/02/26
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