遠い国に住んでいる、はずかしがりやの王様と、あわてんぼうのおとも達のお話。
おとも達は言葉足らずの王様の命令を勘違いしてばかりで、いつも思わぬ騒ぎになってしまいます。
王様が作るよう命じた大きなベッドも、お城に入らないくらい大きなものを作ってしまい、とうとうお城を引っ越す羽目に。
その引越しの道中にも、いろいろな騒ぎが巻き起こり…?
王様は、間違って命令を遂行するおとも達を絶対に叱らないんですよね。…もしかすると、叱るのが照れくさいだけなのかもしれませんが(笑)
王様の命令を実行しようとするたび、いつも想像できないほどの大騒ぎになってしまいますが、どの勘違いも主従関係を超えたお互いを思いやる気持ちが見え隠れして、すごくほほえましかったです。
それを表しているのが、最後のシーン。
前にもましてぎゅうぎゅうですが、とても幸せそうでした。