「かぜ ひいた・・・」 じいじ・ばあばの声

元気なときは　つい当たり前のように過ごしてしまいますが、
病気はなるべく防ぎたい。
風邪ぐらいと油断したくないですね。
表紙には　大きく体温計が描かれています。
美しく繊細な絵ではなく、
線をひっぱったような大胆な絵が
このストーリーにピッタリ合っているように思います。

かぜをひいて弱っているときに読むより、
元気なときや風邪が治ったときに読んで、
予防しようという気持ちにしたいですね。

全ページに出てくる　黄色いネコの絵が
何気に印象的です。

全頁試し読みで読みました。ちょっと怖めの絵にどきんとしてしまいます。これから風邪の季節だから、私も先日インフルエンザの予防注射をしてもらったのですが、やっぱり注射は幾つになっても嫌なものです（笑）
孫も昨日は風邪で朝３７、５度熱があって保育園に行くのは微妙なのでお休みしました。風邪気味な時に無理しないで早く寝ることだと思いました。絵本にも書いてあったから、やっぱりその方が早く治ると思って読みました。コロッケと温かい鍋を食べていたので、やっぱり真似して食べたくなりました。どきんとする絵が頭から離れません（笑）

風邪ひいたら、こうなるよね。という風邪引き経験のプロセスがとてもシンプルに、シンプルに、描かれています。熱がでて怖い夢見るのもリアルです。子ども時代、自分が発熱していて、調子が悪いことが分からなかったという記憶がある。この絵本があれば理解できたかも。

風邪の引きはじめのいや〜な感じが、どんどん進行していって
風邪をひいたのだと家族中が認めるところはスポットライトがあたっていて
おかしいですが、笑いごとではなく憂鬱ですよね。
早速寝かされます。うん、寝るのが一番ですよ。
風邪の菌とお医者様のたたかう夢なんかみますが、
翌日は一安心の展開でした。