「からすのてんぷらやさん」 じいじ・ばあばの声

かえでどおりの天ぷら屋さんのお話。
一番最初から、この天ぷら屋さんは、火事で燃えてしまいます。
息子はけがをするし、奥さんは行方不明、、、もう駄目だと思っているきゅうべえさんを、周りのカラスたちが励まして、手伝います。
これはもうまるで、大人たちのお話みたいで大変なことです。
でもその中でみんながどんなことができるのかが描かれていると思います。
レモンさんとおもちくんがお手伝いに行きます。ほかのカラスもできることをします。少しづつ気力の出てくる天ぷら屋さんが描かれています。
油と水と火を上手く使う、きゅうべえさんの秘伝もとても勉強になります。
毎日の授業はどれも美味しそうです。
そしてもちろんラストは何もかもハッピーになってうれしいです。

最近になって
「からすのパンやさん」が読みたくなり、
同時に
「からすのてんぷらやさん」
「からすのそばやさん」を図書館で借りてきました。

4羽のカラスが成長して、
三番目の「レモンちゃん」のお話なんですね。

子育てに追われていた
パンやさんのところのお嬢さんが成長されて。。

最初は
てんぷらやさんの火事という場面から始まり。。
絵本でありながら
大変さ、つらい気持ちが伝わってきて
どうなることかと思いました。
レモンさんや　仲間たちが助け合って
ハッピーエンド。

てんぷらの説明も本格的で詳しく、
絵も見どころがいっぱいです。

何歳ぐらいのお子さんに
オススメか。。というよりも、
私のように子育てが終わった大人も、
あらためて　読んで
いろいろ考えられる絵本です。

末娘の大好きなからすのパンやさんの続きのお話ができたのに感激しました。レモンちゃんのように娘も結婚して１歳３ヶ月の母親になり子育て真っ最中です。てんぷらやさんが火事になり、みんなで協力して再建する姿がとても素晴しかったです！