天使のお姉ちゃんとこの世の楽しみを分かち合う
とってもたのしくて、おちゃめで、ちょっぴり切ない物語です。
ウルフの、いい子じゃないけど、かみさまもキリストも当たり前の存在で、いい子になれと言っている大人よりもずっとかみさまに近い所にいるところが大好きです。
(天使のお姉ちゃんだって、決していい子じゃないけどね)
でも、じぶんのものばかり神さまにお願いして、お母さんに怒られますが、「神さまは、通信販売の会社じゃないの」
という言葉に笑ってしまいました。
一生懸命、お姉ちゃんを喜ばせようとしているのに、他人から見たら、ちょっと頭のおかしな子、としか思われていないのが、せつなくて、そんなところも、この絵本の大好きなところの一つです。