「わたしたちの森」 その他の方の声

山火事の中で、動物たちはどのように行動するのか、大自然のドキュメンタリーのような絵本です。
言葉は少ないけれど、火の手があがるところから山火事が鎮火するまでを、動物たちのシルエットで状況を語っています。
動物たちは人間よりも強いのかも知れません。

森の中で　動物たちは　平和な生活を営んでいたのです

ところが　森に火の手があがり　炎が動物たちを襲いました

にげなくては・・・・・　みんなは　懸命に逃げました　必死で走りました
煙の中必死に逃げた動物たち　　恐ろしかったことでしょう
そして・・・・・火にやかれて死んだ動物もいました・・・・

でも　懸命に逃げた動物たちは　雨が降り　火が消えた森にいたのです
ああ〜！　良かった！
なんだか　涙がこぼれました

そして　また　逞しく　　森が再生されるのを待ち　森の中で生きていくのです
すごく逞しいな〜　　動物たちは

作者のジアナ・マリノさんの後書きを読むと　気候変動で　山火事が拡がり　　人間たちも大変な被害を受けています

私たち人間も　同じですが　動物たちの森を守るために　私たちのできることを　真剣に考えてられるのに　頭が下がります

みんな助け合って生きていく　このことがいかに大事か知りました

良い本です皆さんも読んでみてください！