途中までは普通に読んでいたんですが、えっ、と思うところがあり、このような評価になりました。
だいふくくんが、他の和菓子たちから、カッコ悪いとからかわれています。
そんなとき、突然、ねずみがやってきて、一人の和菓子が食べられそうになった時、だいふくくんが勇気を振り絞り、助けるんです。
すると、体が傷ついてしまい、中からイチゴが。
イチゴをみたみんなは、イチゴ大福だなんて知らなかったよ、ごめんね。
えっ???
助けてくれてありがとう。からかってごめんね。ではないの?
謝るポイントがズレているような。
更には、傷ついてしまっただいふくくんは、売り物にならないので、自らねずみに食べられに行くのです。
自己犠牲というとまだ聞こえはいいかもしれませんが、あまりに、だいふくくんが不憫ですし、だいふくくんが実はイチゴだいふくだったという設定が入ることで、伝えたいことがぼやけるんじゃないでしょうか?
後味がよくないお話でした。