話題
たべもののまちABCity

たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)

A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!

  • かわいい
  • 学べる
  • 全ページ
  • ためしよみ

なおみふつうだと思う みんなの声

なおみ 作:谷川 俊太郎
写真:沢渡 朔
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2007年10月
ISBN:9784834022971
評価スコア 3.77
評価ランキング 46,366
みんなの声 総数 12
「なおみ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

ふつうだと思う みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 子どもにはちょっと…。

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

    こんなに表紙の不気味な絵本があるなんて…。でも作者は谷川俊太郎さん。何か深いメッセージがあるに違いない、と興味をそそられ、手に取りました。

    子どもの反応は、「ひゃー!こわい!」で、本を読み終わるまでもありませんでした。仕方なく、私一人で読んでみたのですが…。

    「なおみ」が日本人形でなく、子どものお気に入りのお人形だったら、と置き換えてみると、非常に理解できることがたくさんあります。我が家の娘も、「絶対このお人形がなくちゃ!」と来る日も来る日も遊んだお人形から次第に卒業し、もう遊ぶことはほとんどないのですが、今も手の届く棚の上に飾ってあります。そんな話をすることはないのですが、もうお人形と遊ばなくなってしまったことに、子どもなりにどこか罪悪感のようなものを感じているような気がします。でも、他のおもちゃと違って、誰かにあげたり、処分したりしにくいものですよね。いつか、「もう片付けようね。」と、物置の奥に人形たちをしまい、「子ども部屋」から「お姉さんのお部屋」に模様替えする日がくるのだろうな、と、母親としては寂しく思いますが、娘にとってはそれが子ども時代との決別のときになるのでしょう。その決意のような気持ちが、「なおみは死んだ。」と言わせているのだと思います。そして、また娘が子どもを持ち、母親になったとき、我が家の人形たちも、なおみと同じように命を吹き返し、その子どもたちと、母になった娘に話しかけてくれるのでしょう。

    ぞくっとするような写真といい、話の内容といい、子ども向きとは言いがたいのですが…。

    投稿日:2009/10/14

    参考になりました
    感謝
    3
  • ちょっと怖い気分に浸りたい人などに

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    谷川俊太郎さんが書かれた写真絵本って、いったいどんなのかしら?と、興味が出て図書館で探して借りてきました。

    写真は沢渡朔さんです。沢渡さんはほかにも人形を撮った写真の本を出しているようです。

    この作品は日本人形の「なおみ」と持ち主の女の子との不思議な友情を描いたものでした。正直、日本人でも日本人形はそばに置くとちょっと怖いです。
    しかも、女の子とのサイズがそれほど変わらないほど大きな人形の「なおみ」は迫力ありました。
    表紙の写真もどちらかというと「オカルト映画」か何かのパンフレットに見えなくないです。
    決して悪い作品ではないのですが、あえてこの作品を子どもたちに選ぶか?というと、悩んでしまいます。
    日本人形に興味のあるお子さん、ちょっと怖い気分に浸りたいお子さんにはお勧めです。

    投稿日:2011/08/07

    参考になりました
    感謝
    1
  • こわかったです・・・

    子供のころ読んだ絵本です。
    あまりに衝撃的で、ずっと忘れられずにいました。
    先日、図書館の新着図書コーナーにこの絵本があるのを発見!
    あまりの懐かしさに再読しました。

    読んで驚いたのは、自分がかなり正確に絵本の内容を覚えていたこと。
    当時、すごく怖くてよく読めなかったのですが・・・。
    それだけ深く心に刻み込まれていたのでしょうか。

    モノクロの写真、しかも「なおみ」は市松人形。
    それだけでも怖いのに、「なおみ」は病気になり、死んでしまいます。
    『なおみは死んだ』という一文はショックでした。
    その後、なおみは屋根裏に放置され、長い年月が過ぎていく・・・。
    (ラストで「わたし」の娘の隣に寝かせられますが)

    子供にはわかりづらい内容かなと思います。
    印象に残る、という点では抜群ですが、子供には怖いかも。

    投稿日:2007/11/06

    参考になりました
    感謝
    1
  • うーん???

    • ソノエさん
    • 40代
    • その他の方
    • 静岡県

    この絵本のことは前から知っていましたが、ちょっと怖いという印象があり、ちゃんと読んだことがありませんでした。今回ハードカバーで出版されたことで、読んでみました。最初はやはりちょっぴり不気味な感じがしましたが、何をいいたいのかなぁと考えました。(深く考えるのがいいのかわかりませんが・・・)なおみとずっと過ごしてきた女の子とのなおみとの別れはなおみが死ぬことによって来てしまいますが、これは女の子がもうお人形がいなくても大丈夫。もう大きくなったんだよ。という区切りをなおみの死という形でお母さんが示したのかなぁと考えました。
    そして、女の子が母親となって自分の子供に今度はなおみを与える。というこれは母から娘へ代々継承していくというお話なのかなぁと思いました。そう考えると、はじめに読んだ時の不気味さはなくなりました。

    投稿日:2007/10/26

    参考になりました
    感謝
    1
  • 斬新すぎて…

    1982年1月号のこどものともですが、受け取った時の衝撃を今でも覚えています。斬新すぎて、子どもに与えたくない絵本!というのが第一印象でした。写真絵本ゆえの日本人形の不気味さが目立ちました。唯一救われたのが、わたしがなおみに絵本を読む場面、「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」だったことです。

    最近になってこの絵本が気になって気になって仕方がない事に気付きました。知り合いの3歳になる息子さんが「なおみの中にちゅうちゅうが出ている事を発見した…」ときいたからでしょうか。谷川さんは私たちにどんなメッセージを残したかったのだろうか?とか、改めて読み返してみて気になり始めたのです。小さい頃いつも側にいた人形やぬいぐるみがいつの頃からか離れてしまった、ということは誰にでも経験のある事だと思います。それがある日見つかった、わたしはすでに母親になっている、だから我が子の側に置いた…。

    このなおみが日本人形でなくて、テディベアだったら、どんな絵本になったのだろう、などどうでもいいことを考えてしまいました。まだまだ感性が乏しいのかもしれません。

    投稿日:2006/08/15

    参考になりました
    感謝
    1

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / くだもの / よるくま / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…


編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(12人)

絵本の評価(3.77)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット