「おばけがぞろぞろ」 ふつうだと思う みんなの声

子供はお化け好き、と聞いたので、この絵本を手にとってみました。
おばけ絵本の中でも、そんなに怖いイラストではありませんが、おばけが苦手な自分にとっては、やはり苦手意識を持ってしまいました。
話の内容は、おばけがおばけの友達にあそぼうと誘っていく内容なので、怖いわけではないのですが・・・

ささきまきさん独特のおばけたちの絵。

「こわい？　それとも　かわいい？」

受け取り方が人それぞれ違うようです。
こわくないと取る方が、大半？な中、
私は・・・というと、「怖い」です。
じっくり眺めれば眺めるほど、怖かったです。

さて、見た目はユーモラスなおばけたち。
登場の仕方も、一風変わっています。
銅像の人の鼻から出てきたおばけには、大笑いしました。

そして、わけのわからない名前。
なんだろう・・・この不思議な感覚。
私には、理解を超えた世界です。

それでも、子どもには人気のようです。
子どもの笑顔を見たい方に、おススメです。

かわいいおばけが、昼間にふらふら遊びに出る様子が面白いです。いろんな穴からニューウと出てくるんですね。色合いは、どことなく乾いた感じで、派手さはない絵本ですが、「この穴から出てくるよ、ほらここ見ててね。（ページをめくって）ニューウ」などと、いないいないばあ形式で読んであげるとウケました。「ゴミ箱みててね、ゴミ箱。ほら！」
「キャッキャッ（喜びの声）」という感じです。

変な名前のおばけたちが次々と出てきます。
おばけといっても、それほど怖く描かれていないので怖がりやさんでも大丈夫かな？

沢山集まったおばけたちが最後は人間の子供を遊びに誘いに行くのですが「おばけは怖くないんだよ」ということなのでしょう。
うちの娘はおばけが好きなのですが、おばけっぽくないので反応はイマイチだったかも・・・。