「ぶたすきなこといろいろ」 なかなかよいと思う みんなの声

”イエコさん”という作品を読んで以来ユリア・ヴォリさんに注目しているのでこの絵本を選びました。主人公の友達がしっかりと自分の好きな事を大切にしている姿に感動しました。友達が他の事を好きでも嫉んだりせずに友達の気持ちを尊重しているのが素晴らしいと思いました。お互いに素敵な関係を築いている主人公達に魅せられました。

「ぶたシリーズ絵本」の知育絵本バージョンです。
内容的には小さいお子さん向けの絵本ですが、こちらのぶたのキャラクターはどちらかというと大人向けのような気もします。
小さなお子さんたちはこのぶたさんの容姿、可愛いと思うのかな！？
大人はいい味わいに思うのですが。

「すきなこと」が、たくさん紹介されています。
スポーツだったりアートだったりと、いろいろなジャンルの事柄があったと思います。
「子供は体を動かさなきゃ」というのではなく、好きなことも人それぞれでいいのだと思いました。

このぶたシリーズは字を読む練習に読んでいます。

みんなの好きなことが書かれているのです。
その表情が生き生きしていて、とても微笑ましいです。

ぶたと仲間がプールに入っているシーンで、
おもちゃのアヒルが浮かんでいて
娘は誰がプールにアヒルを持って来たのだろうと
真剣に想像していました。

ぶたさんやうしさん、あなぐまさんなど、みんなのすきなことが紹介されています。各ページの文字が描かれている色は、動物が描かれているところにあるさし色と同じ。色の名前を言ってみたり、その色が動物のどこにあるのかをあててみたり。いろんな読み方ができて楽しいです。

動物たちの表情がどれもふくみがあって、おもしろい。ちょっと得意げなところがいいですね。こんな表情の子ども達が人間にもいるなあなんて、想像してしまいました。

スルっていう動物がでてくるんですけど、初めて聞く名前。日本にもいる動物でしょうか？謎です。

この本の動物たちがついたキャラクターグッズがあれた、きっと売れるんだろうなあ。

あまり可愛すぎない絵がいい感じです。
「みんな色んな事が好きなのね！」って見ていて楽しくなりますね。
２歳の娘は、大の自転車好きなので、自転車のページを見て
「これ、欲しい！」って言ってました。
好きな事は、みんなそれぞれ違っていて、娘もこれから色んな事に
興味を持っていて欲しいなぁって思いました。