手話の絵本。手話で楽しく遊べる絵本といった方がいいのかもしれません。読んでから気づきましたが、シリーズは今のところ3冊出ているようです。
今回はダジャレをしながら、登場する単語を手話で覚える感じになっています。
見返しの部分には手話の「あいうえお」も載っていて、
おはなし会で使った後に、みんなでやってみました。
もちろん本文の中に出てきた手話もやってみました。
ふだんの生活の中であまり使うことのない「手話」ですが、
こんな風に楽しく遊びながら使っていたら、何かの時にさっと出てきそうな気がします。
絵のはっきりしていて見やすかったです。
しいて言えば、「ダジャレ」にこだわりすぎて、ストーリーの流れが無理やりこじつけな部分もありましたが、全体的に見れば読みやすくて、読み手も楽しい作品でした。
最後のページには、“ぼくとうたっておどろう”というところがあって、
わらべ歌のような感じでリズムに合わせて本編に登場した手話ができるようになっていました。
これもみんなでやりましたが、意外と積極的に楽しそうにやってくれました。