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電信柱と妙な男自信を持っておすすめしたい みんなの声

電信柱と妙な男 作:小川 未明
絵:石井 聖岳
出版社:架空社
税込価格:\1,650
発行日:2004年
ISBN:9784877521349
評価スコア 4.13
評価ランキング 26,515
みんなの声 総数 7
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 石井聖岳さんの絵の効果も多大にあるのでしょうが、箱を被って人目を避けないと外に出られない男とはどんな男なのでしょうか。
    妙なというよりも、病的でとても悲しい存在に違いありません。
    昼間は人通りがあって歩きづらいからと、夜にあるく電信柱とは明らかに違う存在です。
    おまけに、電信柱はとりあえず立っていれば電信柱として認めてもらえるのです。
    屋根の上に取り残された男には、悲劇しかありません。
    笑い話ではあるけれど、この「妙な男」が可哀想でなりませんでした。
    本当ならば、どうしたら人前を歩けるようになるのか、考えてあげたいところです。

    投稿日:2018/05/08

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  • 夜が明け衆目にさらされるページに大笑い

     図書館でタイトルに惹かれ手に取りました。
     作者は「日本のアンデルセン」ともよばれる小川未明。
     そして、表紙絵で絵が石井先生だと気づきました。
     凄いユニークな組み合わせだと思い読みました。
     
     小川先生の創作活動は、1900年代前半。
     この妙な男は、当時としてはまさしく妙であったかも。
     人間関係をうまく築けず“ひきこもり”が社会問題になっている今の世には、こんな男が夜中人目を避けて、闊歩しているかもと思いました。
     思うに、発表当時の読者は電信柱のキャラクターの方に目が向いていたのでは、とも思います。
     子どもたちにとって、真夜中は夢の世界と同じくらい未知なもの。
     こんなこともあるやもと、おもいえがき読んだのではないでしょうか。
     
     人間嫌いの妙な男と掟破りの歩く電信柱が、夜が明け衆目にさらされるページには笑います。
     子どもたちへ、“夜は出歩くものじゃない、いい子で寝んね”と言うメッセージを送っているという見方は、穿ち過ぎでしょうか。

     息子は、この妙な男の行く末を案じていました。
     
     石井先生のセンスの良い絵で、楽しい作品に仕上がっていると思いました。

    投稿日:2010/10/05

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