へびくんが水たまりの前で困っていました。
けれど、長〜い体で向こうのはしっこに首をかけまたぎきろうとすると、アリさんが「背中を渡らせてもらえませんか。」ってやって来ます。
「やさしいねぇ〜、へびくん。」
つぎのページで、ぞろぞろ ぞろぞろ い〜っぱいわたります。
親切で気持ちが良くなったのか、「もう、わたってみるひといませんか」ってへびくんがいったら、……。
あらあら、あら〜〜〜。
良く耐えました。
大きな動物たちの橋になっちゃって。
「がんばったねぇ〜、へびくん。」
それでも、「もう、わたるひといないよね」なんてまだ聞いてます。
「やさしいやさしいへびくんだ〜」
最後の“たっぷん たっぷん”にキャハキャハの3歳の息子でした。