たぬきとのおつきみのために歌を作ったこぐま。
ところがせっかく作った歌が風に飛ばされてしまい、こぐまはなくした歌を探しに行きます。
行く先々でなくした歌を拾い集めるというのも面白いですが、この歌がちょっとずつおかしな方向にずれていくのがまた面白い。
息子も途中で気付いて、「違う歌になってるよー!」と笑っていました。
こんな探し物なら楽しいですね。
ちょっと・・・いや、かなり違う歌になってしまったけれど、これはこれで可愛らしくてなかなかのものです!
みんなで歌いながら歩く月夜はとても楽しそうです。
そして、なくしてしまった歌はちゃんとたぬきに届いていたんですね。
たぬきを思うこぐまの気持ちが伝わったんでしょう。
絵も、ほのぼのとしてとても可愛らしい絵本です。
息子もこれを読んで、お月見がしたくなったようです。