「きいろのほん」 みんなの声

娘と、目次を見ずに、何が出てくるかを想像してたのしみました♪

ふたりの口から出てくるのは、ありきたりのモノばかり。
でも五味さんが描くのは、その色が伝えようとしている意味だったり、モノの一部分だったり、五味さんがそう感じる色だったり、すごく新鮮でした！

年齢に関係なくたのしめます。
娘のお気に入りのシリーズです。

全頁試し読みで読みました。きいろは、私の一番好きないろですが、残念なことに、絵本に出てきたいろでは、なかったです。絵本の「ことり」に登場するめっちゃ明るいイエローが大好きな私です。五味太郎さんの描くきいろは、少し暗い感じのきいろですが、他のいろとの調和もあってきいろの示す位置もどっしりとねづいていて素敵でした。

きいろいモノたちが集まった絵本。
でも、たとえば「バナナ」だったら、「きいろいバナナ」じゃなくて、「きいろはバナナいろ」という具合に紹介されているのが面白い。
（ちなみにシリーズの『みどりのほん』、『ちゃいろのほん』、もこのスタイル）
好きなのは信号のページ。黄色＝「ちゅういいろ」ですって！
信号は『みどりのほん』にも出てくるので、そちらもチェックしてみてくださいね。
秋になったら部屋に飾っておきたくなるような素敵なきいろの表紙もお気に入りです！

最近きいろがすきな娘は、この絵本を手に取って、
自分で読んでいました。
字が大きくて、ひとつひとつの絵も大きくてはっきりしているので、
幼稚園生くらいが自分で読むのにも適していると思いました。
五味さんの絵は特徴があるので、本屋さんや図書館で
五味さんの絵本を見つけては、
「五味さんの本だね」
といっちょまえのことを言っています♪
私も幼い頃からなじみがあるので、五味さんにはこれからも
お世話になりそうです！！

４歳の息子と読みました。
「きいろ」だけに焦点を当てた珍しい絵本。
見開き２ページで、「きいろ」のひとつの物についてイラストと短い一文があるのみで、とても分かりやすい。
そして五味太郎さんのあったかい絵が魅力です。
黄色いものについて、親子で話題が広がります。
息子は、まずふたつの黄身がある目玉焼きに興味津々で
「これ、食べたい！！」と。
また、平仮名を覚え中の息子も、これくらいの長さの文章なら音読することができました。
楽しかったようです。

色を説明したり
いろんな色が登場する絵本はあるけれど
1色だけにスポットをあてて
さらにそれが6冊あって関連性があるなんて
今までにない絵本ですよね
どれもあたたかみがあって素敵なイラストです
きいろはとくに、ちょっとオレンジにちかくて
好きな色味でした