新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

みつけてん」 みんなの声

みつけてん 作:ジョン・クラッセン
訳:長谷川 義史
出版社:クレヨンハウス
税込価格:\2,200
発行日:2016年10月11日
ISBN:9784861013300
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 23
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23件見つかりました

  • く、クールな絵本!!

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    本当は2人とも帽子をかぶりたいけど、1つしかないから、あえてそのかぶりたいという思いを前面に出さない2人の奥ゆかしさというか何というか、そういったものが感じられて、私は読んだ後、何だか知らないけどモジモジしてしまいました。

    投稿日:2017/04/27

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  • なあなあ、はよ、読んでや。

     言葉とは、なんとも面白い。
     ジョン・クラッセンの人気シリーズ第3弾となったこの作品の原題は「WE FOUND A HAT」。それが長谷川義史さんが訳すと、「みつけてん」。
     気分が躍り出すようなわくわく感が生まれる。
     それは本文の訳でもそうで、それはこのシリーズの特長にもなっているのだが、関西弁のなんともいえないもっそり感が、主人公の二匹のカメには似合っている。
     「かっこええで」とか「ねよか」なんて具合に。

     お話は二匹のカメが帽子を見つけるところから始まる。
     ところが、帽子はひとつ。
     カメは繰り返すが、二匹。
     「どっちか かぶったら、どっちか かぶられへんなぁ。そんなん あかんなぁ」となる。
     そこで二匹はこの帽子を「みつけんかった」ことにして、帽子から遠ざかる。
     でも。
     気になる。

     夕日を見てても、考えるのは帽子のこと。
     寝ても、帽子が頭から離れない。
     一匹のカメは相手のカメが寝たことを確かめて、そろりと。
     でも。
     もう一匹のカメは自分が見ている夢を実況中継。
     どんな夢?
     それはこの絵本を読んでみて下さい。

     この絵本は関西弁が大好きな人に読んでもらうと気分がでるやろな。
     そしたら、めちゃうれしんちゃうか。
     なあなあ、はよ、読んでや。
     読者まで関西弁にしてしまう、この絵本は強力でっせ。

    投稿日:2017/01/15

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  • 余白の心理

    ジョンクラッセンのブラック絵本第3弾
    ずっと待っていて、やっと読みました。
    前2作もそうでしたが
    最小限の言葉がかえって
    余白や言葉のないページの想像力をかきたてる
    不思議な魅力の本です。

    今回は2匹の亀だけが出てきます。
    小道具は帽子。
    この帽子をめぐる心理戦がじわじわときます。

    なんとなく黒い感じで終わった前2作より
    すこしほっとさせるラストが私の好みです。

    大阪弁の訳もひかります。
    さすが長谷川さん!!

    投稿日:2016/12/13

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  • じんわりと

    今作もとても短い言葉です。だけど、かかれていない、かめの気持ちが書かれているよりも伝わってくる気がします。
    じんわりと、おもしろさがひろがっていく感じがしました。
    これが三作目ですが、かめたちの友情もえがかれた、今作が一番好きかなあと思いました。

    投稿日:2016/12/12

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  • 究極の解決策

    表紙から突き刺す視線と目が合ったら、
    ほら、もう読まずにいることはできませぬ(笑)
    『WE FOUND A HAT』が原題。
    『どこいったん』『ちがうねん』に続く、大阪弁による帽子騒動。
    また違ったテイストです。
    二匹のカメが見つけたのは1つ!の帽子。
    どちらも被りたいので、その解決策を考えるのですね。
    まるで心理学の世界です。
    そして、まさに絵本の醍醐味です。
    シンプルな視線が物語ります。
    そして、意外な結末は、究極の解決策かもしれませんね。

    投稿日:2016/11/26

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  • 仲良しな二匹の亀

    このお話は、一つの帽子を見つけた二匹の亀のお話でした。亀が二匹なのに帽子が一つで、一匹の亀が帽子に執着しているのに、ほかの亀が夢の中で一緒に帽子をかぶっているといったのをきっかけに、帽子に執着するのをやめていました。その姿がなんだかかわいらしくてクスッと笑えました。

    投稿日:2016/11/16

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  • 独特の世界

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    二匹の亀はある一つの帽子を見つけます。二匹ともその帽子をとても気に入ります。さて、二匹はその一つの帽子をどうするでしょうか。
    帽子シリーズの他の二作品より、ストーリーを理解するのが子どもには難しい気がします。亀の視線にしっかり注目です。少ない会話と亀の視線から、しっかりと考え感じなければなりません。そしてこれもこの本のおもしろさだと思います。関西弁が効いてますね。
    この本で起こるようなこと、実際にもよくあると思います。大人なら、どちらの亀の気持ちもわかるのではないでしょか。
    ラスト、いっけん平和に終わったようですが、あの後はどうなったのだろう・・・。そんな余韻もこの本のおもしろさだと思います。
    関西弁だからと避けないで、一度は子どもと読んでみてほしいシリーズです。

    投稿日:2016/11/06

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  • ほほえましい

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    ジョン・クラッセンの
    ちょっと不気味な「どこいったん」も「ちがうねん」も
    読みましたが、一番この話が好きです。

    これが大阪弁だから、まだ面白いけど、
    標準語だと色彩や絵だけだとより怖いです。

    亀の帽子への気になる気持ちが
    目線や夢ででてきて、ほほえましいです。

    投稿日:2018/12/19

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  • どハマリしました

    最高に面白い!!

    長谷川さんの大阪弁も

    すごく効いています。

    かめの表情、特に目の動きに

    注目してほしいです。

    かめは2匹、帽子は1つ。

    これをどうするかその心の動きが

    とても気になります。

    他のシリーズも読みたいです。

    投稿日:2018/10/13

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  • 読むのはやっぱりパパがいい

    前作の『どこいったん』も『ちがうねん』も大好きなので、またシリーズで新作が出てる!と親子で大喜びしました。
    独特の間を持つ絵とストーリーも最高ですが、長谷川義史さんの力の抜けた大阪弁の訳も魅力です。このシリーズを読むのは大阪出身のパパの十八番。私が子供達に読むと、「やっぱりパパがいいね」と言われてしまいます。大阪弁の独特のイントネーションは、簡単なようで、難しいです。

    投稿日:2017/01/03

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