「オリビア バンドをくむ」 みんなの声

どんどんパワーアップするオリビアはに会うのは、なんだか怖ーい（笑）。
母親の視点で読むと、「あるある」『やるやる」『いるいる」の連続。
子供の視点だと、『これして私、怒られた事ある」「そんな事までやっちゃうーっ？」。
子供だからこそ出来るいたずらは、遠慮なんかしないで、思いっきりやっちゃった方がいいのかも・・・、なんて血迷った考えさえ芽生えてくるすてきな絵本でした。

言ってみればトラブルメーカーな一途な女の子のぶた、オリビア。
今回はバンドにあこがれての一途な展開です。
ママに５人分うるさいと評されたオリビアは、一人でバンドの合奏をしようと画策します。
当然すごいことになりますが、なぜか憎めませんね。
後半はなぜか、落ち着いた展開に。
夕焼けと花火のシーンが、それはそれは美しいです。
ラストのママは災難ですが、オリビアはしたいことをたっぷりして、
なんて穏やかな寝顔でしょうか。
やはり子どもはこうでなくっちゃ、と思いつつ、
ママの大変ぶりに同情してしまうのでした。

オリビアって本当面白いですね〜。
やることなすことが奇想天外。
でも子供をもつ親ならあり得る〜と
思えるような出来事＆しぐさばっかで、
憎めないのです。
バンド姿も本人はいたって真面目なんでしょうが、
はたからみていると、めちゃめちゃかわったチンドン屋さんといった感じで、そんな姿に笑えちゃいます＾＾；

でも何よりも今回のみどころは、なんといっても花火シーンでしょうかあ！
みなさんいっているように、本当圧巻でした♪

オリビアのお母さんへ、毎日大変でしょうと
ねぎらいの言葉をかけたくなりますね。
でもやっぱり自由奔放が一番似合うオリビア。
今度はバンドを組みたいと言い出した。
一人ではできませんから！なんて
オリビアのお母さんと一緒に突っ込みそうですが
それでもやってしまう辺りがさすが。
お母さんの口紅で遊ぶ？シーンなんかも楽しくて
思わず笑ってしまいます。
そして圧巻は花火のページ！！！
写真とイラストが見事にマッチしています。
さてさて、次はオリビア、何になりたいって
宣言するのかな？

一人でバンドを組むといって聞かないオリビアに
「一人じゃバンドって言わないのよ」というママに対するオリビアの切り返しがイイな〜
ついついプププっと噴出してしまいましたよ。
いざバンドの準備が出来た！と張り切るオリビアにも
爆笑モノです。。。これじゃあチンドン屋だよ＾＾；
オリビアのバンドの譜面のページが途中であるのですが
娘はピアノの前でそのページを開いてメチャメチャに弾いて楽しんでいます。オリビアとバンドを組んだつもりなんでしょうか。
オリビアが見る花火もとっても綺麗ですね。
いろいろ盛りだくさんで楽しみました。

今回は、写真などコラージュしていて、いままでとは違った感じがしました。前半のバンドの話と後半の花火の話のつながりが、ちょっとわかりづらかったです。

オリビアが「バンドをやる！」と提案します。家族のみんなは聞かなかったふりをして、犬やねこは逃げ出してしまう場面がとてもおかしかったです。しかしさすがオリビア、一人でビックバンドの演奏を聞かせてくれます。
花火から、疲れきってかえってきたオリビアたちは、子供の姿そのものでほほえましいです。いっぱい楽しいことがあって、ぐっすり眠るオリビアの幸せそうな寝顔がいいです。

なかなかオリビアの世界は息子には理解できないとは思いますが、最近花火大会に行って、花火が大好きになった息子にはとっても楽しい本となりました。
花火のシーンを見るだけでも迫力があって、美しく、この本をみた甲斐があったというものです。
ぜひ　一度でもいいから手に取っていただきたい！

おしゃれな絵本で、大人も楽しめます！
我が家の三兄弟も、げらげら笑いながら、
喜んで読んでました。
とにかくオリビアがキュートなの！
絵本でありながら、写真も入っています。
装丁も素敵ですから、見て読んでみてね。

「サーカスをすくう」や「きえたにんぎょう」は展開が読めなくて面白かったのですが、シリーズ４作目ともなると、オリビアの破天荒さに慣れてしまい、あー彼女ならやりそうよね、変にと納得してしまう。
この本が「オリビア」との出会いの本であれば、大笑いできるのでしょうね。
評価はいずれにしても、この愛情たっぷりの家族が大好きです。

オリビアシリーズは、全部読んだのですが少し時間が経って

いるので比較が出来なくて残念なのですが、次男ともども前

作群に比してもう一つのイメージでした。

他の方の評価は高いのですが、どうも我家の趣味に合わなか

ったようです。

イアンとオリビアのやり取りは楽しいし、オリビアの化粧な

んて最高に笑えるのですが、トータルとしてみたら訴えてく

るものは感じなかったというところです。

ただ、花火のシーンは最高に綺麗です。