ぼくが書いていた夏休みの絵日記…が
「じしんえにっき」になってしまった…というお話です。
大地震の「前触れ」から
「その時」「その後」までが書かれています。
色んな説明はなくて(子供の絵日記ですから…)
【ぼくの目線】で見た事実と
簡単な【ぼくの感想】がお話を進めます。
そのことが 地震の怖さや
むき出しにされた人間のエゴを
痛烈に感じさせます。
そんな荒んだ生活の中での
おばあちゃんの落ち着いた行動や言葉の中に
もし地震にあったらどう行動したらいいのか…
地震に備えて準備できることはあるのか…
などの答えを導くヒントがいっぱいあります。
ヒントですから 読んだ子供たちが自然と考えるでしょう。
そんな期待を持つことが出来る内容でした。
もしも地震に遭遇するようなことがあっても
こんなことを一度でも考えた…という経験があれば
それは 子供たちにとって
生きる知恵や力になってくれると思います。