だるまちゃんシリーズです。
だるまちゃんの絵本は子どもの頃、(たぶん)第1作目であった「だるまちゃんとてんぐちゃん」を父に買ってもらい、何度も読んだ作品でした。
その後、子どもをもって、初めて、だるまちゃんのお話がシリーズになっていることを知りました。
これはシリーズ4作目でしょうか?
だるまちゃんが友達のとらのこちゃんとペンキ遊びをするお話です。
ペンキとはいっても、最初はペンキの変わりの黄色いつちと、赤い泥を水でとかしたものをふたりで塗りっこしていました。
それがだんだんエスカレートしていき、トラの町中赤と黄色のペンキもどきで塗りたくっていきます。
子どもって、こういうことは大好きですよね。うちの子達もぬり絵が大好きなので、だるまちゃん達の気持ち、きっと身体で分かるんだろうなぁ。
まねして、そこいら中に絵を描かれても困るけど、大人だって、ここまで好き勝手にかけたら、ストレス飛んじゃいそう!
ふたりのペンキ遊びが功をそうして、とらのこちゃんのうちには(ペンキ屋さん)、注文が殺到します。
良かったですよねぇ。だって、初めのページに登場したとらのこちゃんのお父さんは、机に座っていただけだったから、きっとこのペンキ屋さんは閑古鳥が鳴いていたんじゃないかしら。
なんて親孝行のとらのこちゃんでしょう!
とにかく、カラフルで楽しい絵本でした。