表紙からキラキラの彩色、クリスマスのディスプレイにもできそうです。
『おちゃのじかんにきたとら』が素敵だったので、
ジュディス・カーのクリスマス本ということで、飛びつきました。
トーマス家のねこ、モグは、いつもと違う家の様子の戸惑います。
誰もかまってくれないし、大きな木が歩いてくる!?
すっかりすねて、屋根の上から下りてこないモグ。
さあ、それからの展開は、さすが、ジュディス・カー!
ラストは、それはそれは幸せで、こちらまでほっこりです。
場面場面のモグの表情が絶妙です。
作者紹介のところには、猫を抱えた作者の写真。
なるほど、モグにリアリティがあるはずです。
モグのファンになってしまいそうです。