話題
ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

かさもっておむかえ」 みんなの声

かさもっておむかえ 作:征矢 清
絵:長 新太
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:1977年04月
ISBN:9784834005103
評価スコア 4.48
評価ランキング 10,629
みんなの声 総数 53
「かさもっておむかえ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

53件見つかりました

  • こどもにしか見えない世界

    夕方突然あめがふってきて、かおるはお父さんを駅まで迎えに行きます。
    いつまでたっても現れないお父さん。
    不安になったかおるの前にトラネコがあらわれ、
    いわるがままついていくと、なぜかどうぶつたちののる車両に。

    不思議な雰囲気のある絵本でした。
    子供にしか見えない世界ってあるのかな。
    もしかしたら、いつも乗るあの電車にも、どうぶつだけの不思議な車両があるかもしれない。
    そんな気分にさせてくれました。

    息子はこの展開がすごくおもしろかったみたいで、
    「みどりのでんしゃにのるんだよ!」
    「ぞうさんがのってるんだよ!」
    と先に先にと説明してくれます。

    傘をもってお迎えに行くというのは、最近ではあまりみられなくなった光景ですね。
    今度雨の日におとうさんのお迎えにいってみようかな。
    おとうさん、きっとびっくりするね。

    投稿日:2007/06/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • ざんざんぶり

    色がはっきりしていて、どの子どもも興味を持つと思います。
    「あめふり ざんざんぶり
     かさ もって おむかえ
     びしょぬれぼうず なけ なけ
     あめふり ざんざんぶり
     どろっぷ なめて おむかえ」
    の所を歌にして読むと子どもはとても喜びました。
    動物だけの車両など、ちょっとメルヘンで可愛いです。

    投稿日:2007/06/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子どもだけの経験

    清らかな心を持った子どもしか経験できないことがあるそうです。例えば、遠野(岩手県)でざしきわらしに出会えるのも、ドイツの森で小人達に出会えるのも…。(子どもの頃、それでも私は会いたくない!と思っていました。)かおるがおれんじいろのとらねこに出会えたのも、不思議な電車に乗った体験もそれと同じではないかと感じます。少々不安が募っていたけれど、お父さんに会えた時の嬉しさは格別だったのではないでしょうか。おれんじいろのねこのことをちょっとしか思い出さなかったのですから。

    子どもがお父さんを「かさもっておむかえ」することはもはやほとんど経験することがなくなって来たように思います。タクシー、コンビ二、百均などの出現が、この人間関係を消してしまいつつあるように思いました。

    投稿日:2007/05/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 雨の日大好き!になりました

    夕方、突然雨が降ってきて、お父さんの傘を持って駅まで迎えに行ったかおる。
    待っても待っても、お父さんは降りてこない。
    途中駅まで電車で迎えに行こうと言うトラネコに誘われて電車に乗るも、周りの乗客は動物ばかり…。
    かおるが乗り込んだのは動物専用車両だったのです。
    だんだん心細くなって…。やっとお父さんに会えたときには、おもわず涙がポロリ。

    かおるの涙をお父さんがそっと拭き取るシーンで、私も息子のほっぺたをそっとつついてあげると、
    何度も何度もそのページを読んでと催促してきます。
    何度も何度も息子のほっぺたをツン!その度に「エへへ…」ととっても満足気。

    雨の日のお散歩中は、いつもこの絵本に出てくる歌をたのしそうに歌っています(私が勝手に曲をつけたのですが)。

    長新太さんの絵も味があって、とても素敵な絵本です。

    投稿日:2006/07/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子供しか見えない!?

    かおるは、かさを持っておとうさんを迎えに駅までいくと1匹のネコに出会う。そのネコのついて電車にのると、かおるが乗った車両はなんと動物ばかり。くま、おおとかげ、さる、かば、ぞう、いのししなどなど。。。
    ひとりぼっちで寂しいおむかえ。読んでもらっている長女は少し自分まで心細くなってドキドキしている様子。でも動物たちの登場でちょっと楽しくなってきて、かおるがお父さんと出会うところでホッとしている。
    子供のこういう反応をみながらの読み聞かせは親までわくわくしてきます。
    読んでいる最中は現実にはありえない動物達の車両に、さも
    乗っているかのように絵本の想像の世界に入り込んでいます。

    投稿日:2006/03/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子どもの世界

    • もぞもぞさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 女の子3歳、女の子0歳

    おとうさんを迎えに傘を持って一人で駅へむかいます。まってもまっても来ないお父さん、だれかが膝をたたきます。猫です。一緒にお父さんを探しに電車に乗り込むのですが、乗り込んだのがなんと動物車両!
    今の時代、子どもを一人でどこかに行かせるのが難しくなってきました。学校にすら、です。お父さんを迎えに一人で出かけるのが絵本だけのお話になってしまったのは悲しいですね。
    それはさておき、動物車両も聞いただけで面白いですが、動物がお行儀よく前をむいて座っているのがこれまたおかしい。しかも終点で当たり前のように電車を下りる動物たち。きっと大人には見えないんでしょうね。
    この女の子もわざと秘密にしているわけではないですがどうしてお父さんを見つけられたかは話しません、なんか子どもの世界ってうらやましいです。

    投稿日:2006/02/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 自分で選んだ最初の本

    • サラミさん
    • 20代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子3歳

    今も実家に大事においてもらっている、思い出の本です。
    雨がふりはじめて、お父さんを駅まで迎えにいく主人公の女の子。なかなかお父さんが現れなくて不安はつのり、乗り換えの駅までつれてってあげるというネコについていって不思議な車両に乗って...。
    雨の日の夕方という設定からか、くすんだ色調のさし絵のせいか、それとも感受性の豊かな子供時代に思い入れを持って読んだ本だったからか、主人公の不安な心や心臓のどきどきいう音が耳にまで響くような緊張感がいまでも伝わってくるように感じてしまいます。
    そして、いかに緊張していて不安な時でも、子供の心は正直で、すごく不思議なものやおもしろいものに出会うと一気に気持ちのベクトルがそちらに向いてしまうということを鮮やかに描いた「動物専用の車両」のシーンが素晴らしいなと思います。
    今は子供にひとりでお迎えにいかせるなんてとんでもない時代になってしまい、また、お父さんが今どこにいるかも携帯ですぐわかってしまうかもしれないですが、それでも私にとっては娘にもぜひ聞いてもらいたい、読んでもらいたい絵本です。

    投稿日:2004/03/31

    参考になりました
    感謝
    0
  • 素敵なお迎え。

    • ママちゃんさん
    • 20代
    • ママ
    • 栃木県
    • 男の子4歳、男の子1歳

     女の子が、お父さんにカサを持っていきます。でも、なかなか駅に着かないお父さん。待ちくたびれていると、ネコが乗り換えの駅まで連れてってくれると言うのです。
     女の子は、緑の電車に乗りました。すると、緑の電車は動物専用車でした。クマやゾウ、たくさんの動物達が乗っていました。
     ビックリしながら乗っていると、とうとう乗り換えの駅に着きました。お父さんの乗っている電車に乗り換え、やっと会う事が出来ました。その時、ホッとして涙ぐむ娘の涙を拭いてあげるお父さん。何とも、素敵なお迎えでした。

    投稿日:2003/10/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子供だけが見える不思議な世界

    絵本大好きな私も、恥ずかしながら、この絵本は、知りませんでした。
     去年の「遊ぼう!絵本・えほんカーニバル2000」のイベントのたくさんのタレントの方が「私の大好きな絵本」を紹介されているコーナーで私の大好きな「曾我泰久」さんが紹介されていた絵本です。
    早速、近くの本屋さんで、注文し、取り寄せてもらって、手に入れました。
     曽我さんもステキな文を紹介のところに書いていらっしゃいましたが私なりに紹介させていただきたいと思います。
     みなさんは、小さい頃、雨が降ってきたので、傘を持って、駅まで、お父さんを、迎えに行ったことはありませんか?初めて行った時は、とても不安でした。「本当に、お父さんに会えるかなぁ?」
    そんな不安を助けてくれた「おれんじいろの とらねこ」
     
    「子どもだけが見える不思議な世界」・・・体験してみませんか?!

    投稿日:2002/07/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • お父さんを迎えに

    女の子が傘を持ってお父さんをお迎えに行くお話でした。「女の子は、ちゃんとお父さんに会えるのかな?」と子どもと一緒に、ドキドキしながら読ませていただきました。
    現実と非現実的のはざまをゆく、不思議で素敵なお話でした。

    投稿日:2022/03/30

    参考になりました
    感謝
    0

53件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / だるまちゃんとてんぐちゃん / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / ぎゅっ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

みんなの声(53人)

絵本の評価(4.48)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット