最近図書館で借りた絵本の中で、下の子が一番気に入った本です。
いたずら好きで、何でも物を壊してしまう「ガビ」という男の子が、ママにもらったくまのぬいぐるみが「ボリボン」。
ガビは最初、喜んでいろんな遊びをボリボンとします。
そのうち、お医者さんごっこで本当にボリボンのお腹を切ってしまいました。
(ありゃりゃー)
さらにボリボンをそのままにして、遊びにいってしまうのです。
ところが、帰ってみるとボリボンが置いておいて場所にいません。ボリボンが逃げ出したと思ったガビは、ボリボンを探しに出かけます。
この時、ガビの想像で出てくるボリボンの姿は、お腹に包帯を巻いているんです。
うちの子はこの姿が痛々しいらしく、とっても心配していました。
結局、何処にも見つからず、家にかえって泣いているガビのところへ、ママがボリボンを持って来ます。
ボリボンは、ママにお腹を縫ってもらっていたんです。
いたずら好きのガビも、これで、物を大切にする気持ちが芽生えたかな?そして、これを読んだうちの子供達も…。