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きつねのおきゃくさま」 みんなの声

きつねのおきゃくさま 作:あまん きみこ
絵:二俣 英五郎
出版社:サンリード
税込価格:\1,980
発行日:1984年
ISBN:9784914985271
評価スコア 4.81
評価ランキング 281
みんなの声 総数 78
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78件見つかりました

  • 満足げなきつねの顔か印象的。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子8歳

    あまんさんの作品は教科書に採用されているものも多く、大人も子供も名前を知っている人は多いと思います。

    このお話は、腹ぺこのきつねが、痩せたひよこを太らせてから食べてしまおうと、飼いならすのですが、そのひよこがあまりに純粋にきつねを褒めたたえるので、どんどん情にほだされていってしまい…、そして最後は少し悲しいことが起こります。
    でも、最期の満足げなきつねの顔を見るとこういう生き方もまた素敵だなって、思わずにはいられませんでした。

    学校の読み聞かせボランティアに新しく登録してくれた方々に、先日紹介してみました。
    ほかのお話同様、優しく、心温まる内容で、年齢はあまり関係ない気がします。
    ただ、生き物の生死についてある程度想像ができる年頃になってから、読んであげると、この本の素晴らしさがよくわかるのではないでしょうか?

    投稿日:2008/05/19

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  • 意外なラスト!

    最初の語り口の可笑しさやきつねの(ずる賢いようにみえて)ちょっと抜けてるズッコケぶりに、息子と笑いながら聞いていたのですが、ラストが意外でびっくりしました!傍らで耳だけ傾けていた旦那さんも「えっーー!!」と思わず声をあげた程です。

    悲しい結末で、子供はまだ「どうして?」と思っているようです。今まで優しい言葉をかけられたことがなかったきつねは、まっすぐ信じきるひよこやあひるやうさぎたちの気持ちにうたれ、はじめて大切で、守りたい存在ができたのでしょう。

    最後の最後の終わり方 とっぴんぱらりの ぷう というところが、悲劇のお話ではないんだよって作者が教えてくれているような気がしました。 

    とてもいいお話です。オススメします。

    投稿日:2008/03/27

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  • 信頼されると

    楽しいお話かと思って読んでいたので、ラストには悲しくなってしまいました。

    信頼されると、信頼されるに足る人間(この話は動物ですが)になろうとするのだなと思いました。

    共同生活で一番変わったのはきつね、実は一番癒されていたのもきつねだったのかもしれませんね。

    投稿日:2008/03/20

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  • 陰からみているきつねがせつない

    きつねが死んでしまうシーンはもちろんですが、
    私はきつねが散歩に出たひよこたちを陰から見ている
    ところにきゅんときます。
    「逃げる気だな」といいながら、きっと「逃げないで」と
    思っているのだろうな、とせつなくなります。
    逃げられてしまったときのさみしさを紛らわすために
    言っているような気がして・・・。
    オレは分かっていたよって強がるために。
    よかったね、きつね・・・
    これを書いているだけでちょっとウルウルです。

    投稿日:2008/01/30

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  • 何度読んでも涙が・・

    • ポテトママさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 男の子11歳、男の子8歳、女の子5歳

    私が好きな絵本ベスト1かもしれません。
    息子が幼稚園の時に,感動する絵本をと思い,読んであげた絵本です。
    きつねは はずかしそうに わらって しんだ・・というところでは息子も号泣でした。
    それから息子は,しばらく泣けるお話に,はまってしまいました。
    あまんきみこさんは大好きですが,二俣さんの絵が,またいいんです。
    小さい子にはちょっと難しいかもしれませんが,一度は読んであげてほしいです。

    投稿日:2008/01/18

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  • おきゃくさまのために・・・

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    やせたお客さまに、いっぱいご馳走して、太らせて、あとはいただきますのつもりのきつねでしたが、最後は、とんだことになってしまいました。
    本当は、がぶりとやりたいところを、優しい、親切な、神様のようなと言われ、とっても幸せな気持ちになったきつねが、最後に勇敢に戦って、死んでいった。
    これが、きつねが本当にしたかったことなのか、少し疑問に思ったが、悲しいけど、なんだか優しさに包まれたような気持ちになれた。絵も優しくて、子どもたちの心をそっとなでてくれるような気がする。

    投稿日:2007/11/12

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  • 泣くのを必死にこらえてます!

    1歳の息子にはまだ少し早すぎたかもしれませんが、
    本当にいい絵本です。

    ひよこや他の動物たちを太らせてから食べようと、
    家に連れ帰ったきつねが、
    動物たちに誉められるたびにいい気持ちになり、
    最後は動物たちを守って、天国に行くというお話ですが、
    いつも読んでいる私が泣きそうになります。

    きつねさんには、がんばったね。えらかったね。と
    声をかけてあげたくなります。

    息子も息子なりになにか感じ取っているようで、
    じっときつねの最後の姿を眺めていたりします。

    手元におきたい絵本の1冊です。

    投稿日:2007/11/06

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  • せつないです。

    後で教科書に載っているお話だと聞きましたが
    上の子が1歳くらいのときに読んでからお気に入りに
    なり購入した本です。
    子供は言葉の使い方が面白かったのと色々な昆虫
    出てくるのが面白かったのか
    何回も「読んで」と言ってました。
    私は始めて読んだときあまりにも切なくて涙涙・・・でした。
    きつねの表情もとても人間ぽくて
    気持ちがよくあらわれていて好感が持てます。
    優しさ、命、友達・・・色々教えられる本だと思います。

    投稿日:2007/09/18

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  • 意外な結末

    • キンコママさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子4歳、男の子3歳、男の子1歳、男の子0歳

    「キツネ」というと悪いイメージ。悪さをするとかだますとか。この中のキツネもそうだったのが、相手の動物に「やさしい」と言われ、いい気分。そしてもっともっといろんな動物に「親切」「神様みたい」と言われもっといい気持ちになって・・本当にいいキツネに変わっていくのです。そんなキツネが迎えた結末。思わず、胸がじ〜んとしてしまいました。絵もどこか昔風で親しみやすいです。冒頭が「むかしむかしあったとさ」という文章で始まるところが、ノリがよくお気に入りの部分です。

    投稿日:2007/06/09

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  •  小学校の教科書に載っていたのが忘れられずに、ずっと探していた絵本。当時読んで、胸の奥が何とも言えない切なさや優しさ、悲しさで満たされたのが印象的だった。
     子どもの自分と大人の自分。
     まるきり同じ自分ではないのに、読んだ後には同じ感情が胸を締め付けた。

     きつねはひよこに出会う。
     もちろん食べようと思ったが、待て待て、太らせてから食べてやろうと考える。
     きつねとひよこの暮らしが始まる。
     ひよこはきつねに素直に甘える。
     「やさしい」と言われてまんざらでもないきつねには、もう悪者の顔は見受けられない。
     そのうちきつねは他の動物にも慕われるようになって…と、きつねはいつの間にか「悪者」から「いいやつ」になっている。
     これは、もう、映画「レオン」とか好きな人にはたまらない展開だと思う。(実際、私がそう)
     最後のきつねの姿には、本当の強さは何か、優しさは何かを見ることができる。

     ちなみにこの絵本、小学校教師をしている姉が1年生のクラスの学級文庫に置いたところ、かなり人気があったという。
     今の子も、あの時私が感じた気持ちを感じながら読んでいるのだと思うと、何だかうれしくなる。 
     子どもに読み聞かせる時にはぜひ、最後の締めの一言を優しさを込めて言ってほしい。
     くれぐれも、笑わないように。

    投稿日:2007/05/17

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