「トゥートとパドル ふたりのすてきな12か月」 みんなの声

絵本ナビの感想がとても興味深かったので、図書館で借りてきました。とても素敵な友情のかたちが描かれている絵本でした。
私が借りてくる絵本は、小学生の二人の娘たちには幼すぎるものも多いのですが、この絵本は二人とも、とても気に入ったようです。絵も可愛いし、お話しもトゥートとパドルがお互いのことを思いやる気持ちが伝わってきます。心にぽっと灯りがともるような、そんな暖かい気持ちになる一冊です。
友達でも家族でも夫婦でも、相手の意思を尊重しながら、自分の希望も大切にするということは、なかなか難しいことです。トゥートとパドルはそれぞれ自分の世界を十分に楽しみながら、いつも相手のことを気遣っています。こんな素敵な関係だから、離れている時間が長くても、再会した時には何の違和感もなく、いつもの二人に戻れるのですね。
二人は離れていたけど、絵葉書を通してつながっていて、お互いの体験もきっと共有の思い出になっていたのでしょう。
友達関係について悩み始める、小学生中学年以上の子供から、そして大人にもおすすめの絵本です。

トゥートは世界各地の冒険！
パドルは身近な冒険！

その二人がどちらも楽しそうなのがとても魅力的な絵本でした。
どちらも、相手を認めつつ、自分の楽しみを満喫しているところがすごいです！

でも、一番すきなのは、二人そろってのパーティ！
本当に、本当に、楽しそう！
きっと話は尽きないのでしょうね。

こういう友達っていいな・・・と、思いました。

「ママ、ブタすきでしょ？借りてきてあげたよ」と長女が学校から借りてきたものでしたが、アメリカで人気のシリーズ第１作だったようです。
性格が正反対の友だち。友だちというものは、案外趣味がピッタリの人より、正反対の方がおもしろみがあったり、ひかれたりしますが、このトゥートとパドルもその通り。旅行のお話ですが、読んでいて癒されてしまうのはブタのキャラクターのかわいさもあるでしょうか。全部のシリーズを読みたい！と、すぐに思った絵本でした。

絵に私が惚れました！優しい水彩のブタ君に和まされます。

一箇所にじっとしていられない行動派のブタ君は世界旅行へ、我が家での毎日を楽しめるブタ君はお留守番。
どちらのブタ君も人に合わせることをしないのね＾＾；
1年かけて世界旅行するブタ君は、行った先々から、どんな素敵なことと出会ったのか、親友へ報告のハガキを書きます。ハガキを受け取った親友は、旅するブタ君に負けないほど我が家での毎日を楽しんでいます。でも、遠く離れていても、大切な友達のことをいつも忘れていない２人です。

四季を感じられる絵本です。
色々な場所に旅行に行って日常から開放される時間を過ごすのもいいなぁって思いました。
毎日繰り返される普通の毎日の中にも変化を感じ、楽しめるってすてきだなぁって思いました。
どこにいても、その時を楽しむことができたら幸せですね。そして、親友！自分の子供にも信用できる大切な友達を作ってほしいです。こんなことを感じました。

この絵本、私はかなりお気に入りなのですが、子供はさらっと流しておしまいでした。２場面が平行して進んで行くのがわからなかったのかな？
子供に楽しい絵本と言うよりは、大人が見る絵本かもしれません。

離れていても仲良し。お互いがどこにいても何をしていても楽しんでいる姿がいい。もっとトゥートとパドルの本が読みたくなりました。

絵が可愛くて手に取りました。
だけど内容も凄く素敵です。
性格がまるっきり正反対のトゥートとパドル。
ある日トゥートは大旅行に出かけることに決めたんです。
パドルも誘われたけど家に居る事にしました。
12ヶ月離れて別々の事を楽しんでいてもお互いの事を思いやり尊重し合える
トゥートとパドルの気持ちがトゥートからの絵葉書やお話の中で伝わってきます。
価値観が違う人との付き合いは現実ではなかなか難しいけど、
トゥートとパドルはそれでも凄く仲良し。これが本当の親友なのかもしれませんね。
そんな2人がちょっぴり羨ましく、ほのぼのさせられるお話です。
子供達にもこんな素敵なお友達ができたらいいな〜。

ぶたがかわいらしくて、手に取った本でした。
でも、「かわいいぶた」の本ではなくて、「ステキな友情」を描いた本でした。

「友情」、小学生にあがったぐらいから、今までずっと、結構気になるキーワードでした。友だちってなんだろう、親友ってなんだろう。あの人は私の友だち？それとも、ただの顔見知り。
長ずるにつれて、問題点は変化するけれど、これだけ気になるのは、友だちがいるのがすばらしいことだからではないかしら。

トゥートとパドルの関係は理想物に思えます。
離れていても相手もことを考えている。お互い自分をしっかり持っていて、いくら親友の意見だとはいえ、流されない。
そんな強さがほしいものです。

きれいなもの、かわいらしいものが大好きな長女が、表紙の絵に惹かれて借りてきました。

いっしょに暮らす仲良しのトゥートとパドルは、正反対の性格。旅好きなトゥートは世界旅行に出掛け、家の周りで過ごすのが好きなパドルは残ります。
外の世界を冒険したトゥートからのはがきが魅力的ですが、家の周りで楽しいことをして過ごすパドルの方も負けてません。
１年間離れていたふたりが、またいっしょに生活します。新鮮な気持ちでますます仲良くできるのではないでしょうか？

ていねいに描かれた絵が素敵で、いつまでも眺めていたい、どちらかと言えば大人向けの絵本です。

性格も趣味も正反対のトゥートとパドル。でもとても仲良しです。

　　あなたが好きな人と、
　　「とてもなかよしでいること」と
　　「いつも自分らしくいること」を両方、
　　同時にするための物語です。

と、カバーに書いてありますが、これは蛇足だったような気もします。
こういう事は、説明されるのでなく感じ取るものですから。

なので、この際カバーをはずしてから、
誰かにプレゼントしたい素敵な絵本です。
結婚を控えた友人や、来春から一人暮らしを始める１８才、
そしてもちろん自分自身にも。

しつこいようですが、カバーをはずしてからプレゼント‥です。

　お話を読むというよりは、美しい水彩画で描かれた可愛いブタくんたちの挿絵を楽しむ絵本。トゥートとパドルは大の仲良しなのに、性格や好みが全く違うという設定が好きです。なべぶたの関係かな。
　娘は１０月のページ（パドルが紙袋で作ったおばけのお面を付けているページ）が大好きで、とにかく「こわい〜」と言いながらそこばかり開いていました。
　旅が大好きなトゥートと家で日々の生活をゆったり過ごすパドル。いろんな生き方があるよね…、自分はどっちだろうと、ふと考えてしまいます。今のところ、子供よりわたしのお気に入りになっている作品でしょうか。生き方について、いろんなことを考えさせられます。